ディーモン、異端者、大逆者、異種族……。恐怖に満ちている銀河系でパワーソードを振れば、これらの怪物や異種族に必ずと言っていいほど当たるもの。ありがたいことに、そのような敵を駆逐する部隊がやってきたようだ。終わりなき戦いで星々を駆け巡るブラックテンプラーと、〈禍つ神々〉と虚空に響く戦いを繰り広げるグレイナイトが登場する。君は、黒と銀色、どちらを選ぶ?

コデックス・サプリメント:ブラックテンプラー
戦いはブラックテンプラーにとって宗教的義務であり、神帝の名誉を守るために果たされるべき神聖な誓いである。彼らは〈帝国〉の敵に対して絶え間ない聖戦を繰り広げ、ボルト武器や剣、浄化の炎の奔流で敵を浄化する。『コデックス・サプリメント:ブラックテンプラー』は、『コデックス:スペースマリーン』の拡張版であり、卓上でブラックテンプラーを指揮するのに必要な3つのデタッチメントと18種類のデータシートが含まれている。さらに、この戦士たちが抱える熱狂的な怒りが表現された、詳細な伝承やミニチュアの写真の数々も収録されているぞ。

このコデックス・サプリメント(全96ページ)は、通常通りハードカバー版として発売されるが、最も敬虔なファンは、神聖なCollector’s Editionを手に入れることができる。Collector’s Editionには異なるアートワークが施されているだけでなく、細部やページの縁には金箔が施され、黒いリボンのしおりも付いているぞ。
※Collector’s Editionは英語版のみです。
クルセイド・エインシェント

ブラックテンプラーは、数々の勝利を描いた崇敬されし戦旗や紋章など、膨大な遺物の数々を所持している。クルセイド・エインシェントがこれらの遺物を手にすると、同胞の戦士たちはさらに熱狂的な高みへと駆り立てられ、最期の瞬間まで戦い抜くのだ。このキットの戦旗には2つのオプションがあり、何も描かれていない空白の盾が付いた戦旗、またはアルマゲドン征戦団の紋章が入った戦旗を組み立てられる。
エクセクレイター

エクセクレイターとして知られる獰猛な戦闘司祭は、ブラックテンプラーの中でも最も献身的なスペースマリーンである。彼らは憎悪に満ちた典礼や説教を轟かせながら戦いに赴き、戦闘同胞たちを率いて激しく暴れまわる。このキットでは、ヘルメットの有り無しを選択できるほか、クロジウスの上部のパーツが2種類付属している。また、アブソルヴァー・ボルトピストルやパイアピストルを振り回す姿か、パワーソードや遺物を持つ姿のいずれかを選ぶことが可能だ。
コンバットパトロール:ブラックテンプラー

いかなる罪も、ブラックテンプラーの監視から逃れることはできない。その大規模な征戦軍はしばしば、彼らの激しい怒りを買った敵を追い詰めるため、分派部隊を派遣する。ブラックテンプラーのコンバットパトロールを率いるのは、エンペラーズ・チャンピオン。彼に続くのは3体のブレイドガード・ベテラン、5体のソードブレザレン、10体のクルセイダーからなる部隊だ。彼らは敵を屠るために真っ向から戦闘に突進する。このボックスには240個のデカールを含むデカールシートも2枚付属しているぞ。
ブラックテンプラーのデータシート・カードとダイス

高度に組織された征戦軍は成功を収めるもの。この23枚の参照用カードは、君を任務の成功に導いてくれるだろう。セットには『コデックス・サプリメント:ブラックテンプラー』に記載されているコンバットパトロールと、全ユニットのデータシートが収録されており、卓上だけでなく、心の整理にも役立つはずだ。ダイスをロールするときは、墨色の光沢のあるダイス16個のセットを使おう。それぞれのダイスの目は赤で彩られており、6の目にはブラックテンプラーの紋章が入っている。
コデックス:グレイナイト
タイタンの騎士たちは、現実世界を守るため、〈禍つ神々〉との終わることなき戦いを密かに繰り広げている。彼らは、異端者やディーモンを一網打尽にするネメシス・フォースウェポンと異能駆動銃を装備する。『コデックス:グレイナイト』には、彼らを戦闘で展開するのに必要なツールがすべて揃っているぞ。さらに、5つのデタッチメントと25種類のデータシートや、この最も秘められた騎士団に関する伝承も収録されている。

タイタンの宝庫の守護者に懇願して、このコデックスのCollector’s Editonを手に入れよう。この書籍には異なるアートが描かれているだけでなく、細部やページの縁には銀箔が施され、黒いリボンのしおりが付いている。
※Collector’s Editionは英語版のみです。
バトルフォース:聖別評議会

聖別評議会は即応部隊だ。彼らを率いるのは、ネメシス・ドレッドナイトを装備するグランドマスターである。

このドレッドナイトには、ネメシス・フレイルとサブリメイターの武器オプションなど、新たなアップグレードが備わっているぞ。部隊を構成するのは、5体のブラザーフッド・ターミネイター、5体のパラディン、そしてストライクやインターセプター、ピュリファイヤー、パーゲイションのスカッドとして組み立て可能な20体のグレイナイトだ。
コンバットパトロール:グレイナイト

脅威を正確に排除する必要がある場合、グレイナイトは“クロウェの聖別隊”を秘密任務に派遣することがある。このコンバットパトロールを率いるのは、タイタンの騎士の伝説的存在である城代クロウェ自身。彼には、10体のストライク・スカッド、5体のブラザーフッド・ターミネイター、モンスターやビークルの排除に力を発揮するヴェネラブル・ドレッドノートが1体同行する。
グレイナイトのデータシート・カードとダイス

グレイナイトの情報は秘匿であるが、卓上ではこの30枚の参照用カードのセットを使って、厳重に保護された機密情報管理を回避しよう。このセットには、『コデックス:グレイナイト』に記載されているコンバットパトロールと、全ユニットのデータシートが収録されている。さらに、光沢のある灰色のダイス16個セットでそのコレクションを完成させよう。それぞれのダイスの目は白色で彩られており、6の目にはグレイナイトの紋章が入っている。
コンバットパトロール:スペースウルフ

スペースウルフは〈帝国〉を保護しつつ、自身たちの武勇伝のために狩りの獲物を求め、銀河を駆け巡っている。“アスカールの群れ”は、ウルフガード・バトルリーダーのフィリ・アスカールが率いる、獰猛なフェンリスの民の集団だ。彼は衝動的なブラッドクロウ10体、ウルフガード・ターミネイター5体、獣のようなウルフェン5体を指揮して戦いに挑む。このボックスには、419個のデカールを含むスペースウルフ用のデカールシートも付属しているぞ。
コンバットパトロール:ティラニッド強襲群

ティラニッドの群巣艦隊は複数の触手を送り、防衛線を粉砕し、自身の糧のために利用できる生体資源をすべて貪っていく。“強襲群”は、小規模だが柔軟性のある生体部隊だ。かれらを率いるのは、モルトレックス寄生体。この俊敏な指揮官には、3体のタイラントガード、スポアマインの形で範囲砲撃を行うバイオヴォア1体、敵に群がり鋭い爪で引き裂く10体のジーンスティーラーが同行する。

※Black Libraryの製品は英語版のみです。
Space Wolves: Spear of Russ (Limited Edition)

伝説の戦士ラグナー・ブラックメインの武勇伝は続く。太古の戦団の至宝を失った罪で地球(テラ)に追放された彼は、精鋭戦士の護衛であるウルフブレイドとともに渾沌の軍勢と戦い、古くから続くダークエンジェルとの対立に巻き込まれ、サウザンド・サンと戦いを繰り広げる。この限定版には、WIlliam King著『Wolfblade』、Lee Lightner著『Sons of Fenris』『Wolf’s Honour』のハードカバー版が3冊収録されており、その黄色の布製カバーには、スクリーン印刷が施された黒いアートが描かれている。これらの書籍はラグナー・ブラックメインのアートがあしらわれた外箱に収められているぞ。このコレクションは在庫限りとなるので注意しよう。
Broken Crusade

Steven B Fischer著『Broken Crusade』のペーパーバック版が来週予約可能となる。〈呪われし傷跡〉の片隅で、第2次ドルネア征戦軍が〈血の神〉の信奉者の穢れを取り除くため、礼拝惑星テンペストに向かって進軍する。しかし、激しい〈歪み〉の嵐の後、“勇敢なる名誉”号は仲間の戦艦とはぐれてしまう。城代エメリックの指揮のもと、彼らは同胞に合流するための長く険しい旅に出た。
Grey Knights: The Omnibus

グレイナイトの目的はただ一つ。〈帝国〉の最も危険な敵を探し出し、滅ぼすことだ。ディーモンを狩るという使命のもと、彼らは他者が踏み入ることのない場所に赴き、自身の魂をかけて渾沌に対抗しなければならない。『Grey Knights: The Omnibus』は、Ben Counterによる『Grey Knights』『Dark Adeptus』『Hammer of Daemons』を含む、グレイナイトのアラリックの物語を集約した書籍だ。ペーパーバック版とeBook版が登場するぞ。

今週のWarhammer TVの見どころを紹介。『Battle Report』では、カイミア宗家のケイオスナイトが、『チャプター・アプルーヴド2025-26 ミッション・デッキ』の非対称戦争ミッションルールを使用して、ケイディアの軍勢に挑む。

『Da Mekboy'z Workshop』では、Warhammer+のアーミー・ペインターであるJamieとAndyに、大規模なアーミーのペイントプロジェクトでどのように高いモチベーションを保っているのかを聞いてみた。そして、『Loremasters』ではイドネス・ディープキンが特集される。テクリスの孤児であり、〈定命の諸領域〉の深海の主であるキサイの神秘的な背景を掘り下げるぞ。
※『Battle Report』『Da Mekboy'z Workshop』『Loremasters』の視聴は英語のみとなります。
Warhammer Communityでは、グレイナイトとブラックテンプラーの新しいコデックスやコデックス・サプリメントの詳細を紹介する予定だ。さらに、キルチームのバランス・アップデートとともに、戦術情報のアップデートも行うぞ。その他にも盛りだくさんの内容をお届けするので、お楽しみに。