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サンデー・プレビュー — ティラニッド・ラヴェナーがキルチームに潜り込む

タウ・エンパイアの侵攻やオルクの破壊行為、そしてラットリングによる美食の横領行為などが進む惑星ヴォルクスの状況は、これ以上悪くならないだろうと思われていた。しかしそんな中、ティラニッドの前衛部隊が大砲塊の下に存在する洞窟に潜り込んでいたのである。ヴォルクスからこの災いを一掃するため、帝国技術局は新しいキルチームのボックスセットを打ち出した。一方で、Warhammer: The Horus Heresyには自動兵器が登場。さらに、代表的なBeastmenのミニチュアが受注生産で発売されるぞ。

それでは、今週の新製品をチェックしていこう

キルチーム:タイフォン

ヴォルクスの巨砲が発射されるたび、その衝撃波が多層都市フィシリカスの基礎を揺るがす。この揺れに関する直近の報告で、異種族が増殖していたことが明らかになり、それに対応するため、サイボーグの奉仕者で構成されるバトルクレイドを護衛に、技術司祭が調査に派遣された。この調査により、凶暴なラヴェナーの群れが目を覚まし、ティラニッドの繁殖によって歪められた環境の中、戦闘が繰り広げられることとなった。

『キルチーム:タイフォン』には2つの新しいキルチームが登場する。バトルクレイドは、戦闘と探査を目的に装備された8体のサーヴィターからなる部隊だ。より学識のあるテクノアーケオロジストの指示に従い、他の隊員に伝令を伝えるサーヴィター・アンダーシーアが指揮をとる。一方ラヴェナーは、地形にトンネルを掘り、敵を待ち伏せする攻撃的な生体群だ。このキルチームは、プライムに率いられた専門性の高いラヴェナー4体で構成されている。

ボックスには、「ティラニッド蔓延」の特殊地形パーツ15個に加え、リッパースウォーム1体とホーマゴーント10体も同梱されている。これらは『タイフォン 調査報告書』に記載されたミッションパック用にデザインされたものだ。80ページに渡って綴られたこの報告書には、新しいキルチームに関するすべての伝承とルール、協同作戦ミッションパック用のミッション6つ、敵対任務ミッションパック用のミッション6つが収録されている。また、この敵対任務のミッションにも、非プレイヤー操作特務兵が両キルチームの妨害を試みるルールが含まれているぞ。さらに、トークンやデータカード、新ミッション用のカードデッキ、320個のデカールが入ったアデプトゥス・メカニカス用デカールシートも付属している。

※このセットは在庫限りです。

キルチーム:サンクティファイアーとデータカード

信仰のためであれば命を投げ出すことも厭わない、熱狂的な狂信者であるサンクティファイアーは、信念を盾や武器として振るう。このセットには、サンクティファイアー・コンフェッサー1体、サンクティファイアー・ケルブ1体、そしてサンクティファイアー9体が収録されている。この9体のサンクティファイアーは、コンフラグレイター、デスカルト・アサシン、ミラキュリスト、プリーチャー、ミッショナリーなどの奇妙な特務兵として組み立てることができる。また、キルチームのゲームで使用できるユニークなトークン一式も手に入るぞ。さらに、陣営ルールや装備品、ユニークな策略、特務兵のプロフィール、その他役立つ情報が収録された、37枚のデータカードも別売りで用意される。

※データカードは在庫限りです。

キルチーム:ゴアモンガーとデータカード

コーンの崇拝者たちは、ブラッドレッターの大股で歩く姿に異常な執着を抱くようになり、彼らを模倣しようと自らの脚を切断し、機械化された趾行性の義足を取り付けた。これにより、この崇拝者たちは敵との距離を縮め、より素早く殺戮を行うことができるようになったのだ。このセットには、ゴアモンガー・ブラッドヘラルド1体に加え、7体の従者が同梱されている。この7体の従者は、ゴアモンガー・アスピラントとして、またはインペイラー、ブラッドテイカー、スカルクレイマー、インサイターといった野蛮な特務兵として組み立てることが可能だ。

また、キルチームのゲームで使用できるユニークなトークン一式も手に入るぞ。さらに、陣営ルールや装備品、ユニークな策略、特務兵のプロフィール、その他役立つ情報が収録された、40枚のデータカードも別売りで用意される。

※データカードは在庫限りです。

※Warhammer: The Horus Heresyの製品は英語版のみです。

Tarantula Sentry Guns 

Tarantulaは、〈大征戦〉時代から〈ホルスの大逆〉の内紛に至るまでの間、スペースマリーン兵団によって活用された多目的兵器プラットフォームである。防御手段として配備されることが多いこの兵器には、あらゆる武器を装備することができ、2種類のバリエーションが存在する。Tarantula Sentry Gunsのボックスには、ヘヴィボルター、ラスキャノン、メルタ・アレイ、ヴォルカイト・カルヴァリンなど、ツインリンク武器を選択できるプラットフォームが2つ収録されている。

日本では遅延

Tarantula Missile Battery

間接破砕弾と地対空ミサイルを主装備としているTarantula Missile Batteryは、歩兵部隊や航空機に対処するスペースマリーン兵団の能力を補うために設計された、武器プラットフォームである。このボックスには2つのプラットフォームが付属しており、これらは対空ハイペリオス・ミサイルランチャーか、歩兵を切り裂く2つのオリアス・フラグミサイルを装備することができる。

日本では遅延

Rapier Quad Heavy BoltersとGraviton Cannon Battery

より積極的に重火器を使用するため、スペースマリーン兵団はRapier(独自の照準システムと発電装置を搭載した半自動追跡兵器)を利用する。このRapierには、スペースマリーンであっても重さを感じるであろう兵器を搭載することができる。Rapier Quad Heavy BoltersとGraviton Batteryが入ったこのボックスでは、2体のRapierを組み立てられる上、対歩兵用武器または強力なグラヴィトン・ウェポンを選択できる。さらに、4体の砲手と293個のデカールを含むLegion Infantry用のデカールシートも付属しているぞ。

日本では遅延

Rapier Laser Destroyer Quad Launcher Battery

Rapierにはあらゆる武器を搭載することができるが、一般的なのは、強力な対装甲オプションを備えるレーザーデストロイヤーアレイと、悪名高い「サッドガン」と呼ばれるクアッドランチャーであろう。このクアッドランチャーを使用して、兵団は効果的な包囲戦を行ったり、激しい制圧射撃を行うことができる。Rapier Laser DestroyerとQuad Launcher Batteryが入ったこのボックスには、君の好きな武器を搭載できるRapierが2体、4体の砲手、293個のデカールを含むLegion Infantry用のデカールシートが付属している。

日本では遅延

※Warhammer: The Old Worldの製品は英語版のみです。

Beastmen Brayherds(受注生産)

Beastmen Brayherdsの往年の名作ミニチュアが、期間限定の特別受注生産で再登場する。
その内容は以下の通りだ:

  • 巨大で精密な隊旗を携えた、メタル製のWargor Battle Standard Bearerが1体。

  • メタル製のBray-Shamansが2体。

  • メタル製のBeastmen Chieftainsが2体。1体は大型の武器、1体は両手武器を装備している。

これらのミニチュアにはすべて、25mmと30mmの正方形スロッタベースが付属している。ユニットプロファイルにより、どちらを使っても組み立てることができ、さまざまなBeastmen Brayherdsの連隊に追加することが可能だ。

※Black Libraryの製品は英語版のみです。

Carcharodons: Void Exile

Robbie MacNivenによる『Void Exile』で、カルカロドンの物語に待望の次章が登場する。工業惑星が渾沌のはびこる航宙体の攻撃を受けたとき、恐れられ嫌忌されているスペースマリーンが銀河の暗黒の果てから戻ってきた。ベイル・シャール率いる第三中隊は、戦いに疲れ果て、人類との共存に不安を感じていたが、〈帝国〉の供給線における重要な繋がりが失われる前に、帝国技術局と協力して航宙体を破壊しなければならないのだ。

『Void Exile』は、表紙やページの縁に銀の箔押し加工が施され、灰色の栞紐がついた豪華な特別版として発売される。一冊一冊に個別の番号と著者のサインがついてくるぞ。

※こちらの製品は在庫限りです。

この小説は、通常のハードカバー、eBook、mp3でも事前予約が可能となる。

Grotsnik: Da Mad Dok

ペインボゥイがその種の中で最も狂気の沙汰を起こす例であることは、オルク全員が知っている。それを考えると、「アレ医者」と呼ばれるグロッツニックは、真に並外れた狂人に違いない。幸運なことに、彼はガズグッカル・ザラカ自身の支援を受けた天才でもある。グロッツニックはビーストボスのバクムンと合流し、狂気じみた陰謀を推し進めるが、その陰謀はオルク種の様相を永遠に変えてしまうかもしれない。Denny Flowersの『Grotsnik: Da Mad Dok』で、グロッツニックのユニークな“才能”が存分に発揮される様子を目撃しよう。

『Grotsnik: Da Mad Dok』はハードカバー、eBook、mp3で事前予約可能となる。

Dominion Genesis

グリフォンIVは、かつて最も偉大な工業惑星のひとつであったが、群巣艦隊リヴァイアサンの容赦ない進撃により、数人の物憂げな技術司祭が住む、活気のない抜け殻となってしまった。Jonathan D Beerの『Dominion Genesis』では、探検家タリン・シェラックスが、この惑星を荒廃させたままにはさせまいと奮闘する。惑星の可能性を最大限に回復させる力を持つ謎めいた遺物の存在を知った彼女は、異端の境界線をまたぎかねない旅に出た。

この既刊小説は、新しいペーパーバックで登場する。

Leontus: Lord Solar (German Edition)

Rob Youngの『Leontus: Lord Solar 』では、フォルトゥナ・マイナーの帝国軍は完全に撤退し、この惑星に取り残された人々は、惑星の地上を支配する爆走族の残酷な行為にさらされている。上空では、〈日輪の宙域〉の太陽卿である伝説のアルカディアン・レオントゥスを乗せた、一台の救命ポッドが惑星に降下していた。資源も乏しく馬もおらず、どうしようもなく不利な状況の中であっても、レオントゥスはオルクとの戦いに勝利をもたらして、取り残された帝国軍を解放するつもりなのだ。

この小説は、ドイツ語版の新刊として、ハードカバーとeBookで事前予約が可能となる。

First Founding

〈ホルスの大逆〉を生き延びた9つの忠誠派のスペースマリーン兵団は、それぞれに独自の英雄や歴史、本拠惑星、紋章を持つ第一期創設戦団となった。Guy Haley、John French、Nick Kyme、David Guymer、Callum Davisによって執筆された『First Founding』では、これらの戦団が深く掘り下げられている。304ページにわたるこの豪華な大型本には、 さまざまなアートや詳細な背景情報が詰まっているぞ。

本書は以前、付属品やおまけが付いたセットで出版されたが、今回はハードカバー単体での再登場となる。

今週のWarhammer+では、『Deep Strike』が『Total War: Warhammer』のクリエイティブ・チームの2人と一緒に、シリーズを一躍トップにのし上げた2作目のゲームについて、そしてその開発に関する話や、制作にまつわるデザインについて語り尽くす予定だ。また『Questing Knights』では、ウォーハンマー・クエストの30周年を記念して、1995年に発売されたオリジナルのウォーハンマー・クエストとともに、過去を振り返えるぞ。さらに、『Painting Desk』では、ダークオース・チーフテンをペイントするための新テクニックを紹介する。
※『Deep Strike』『Questing Knights』『Painting Desk』の視聴は、英語のみとなります。

そして、今週壮大な第2話を迎える『ルペルカルを仕留めよ』も見逃せない!

Warhammer Communityでは、〈暗黒の時代〉に片足をしっかりと踏み入れて、Warhammer: The Horus Heresyの新版について引き続き紹介していく。今回は、アーミー構築と惑星イシュトヴァーンの悲劇の伝承に注目する予定だ。そして、『キルチーム:タイフォン』がさらに潜入を進めるぞ。また、座談会インタビューのシリーズでは、Warhammer: The Old Worldの新陣営であるGrand Cathayのデザインについて掘り下げる。