新たなユニット、新たなバトルトーム、そして新たなアーミールールとともに、死の大同盟から2つの陣営が〈定命の諸領域〉にやってくる。
バトルトーム:フレッシュイーター・コート
フレッシュイーター・コートの呪われた吸血鬼の王たちは、現実を歪める虚妄に囚われている。かれらの頭の中では、自身らは武勇を体現するような注目に値する気高き戦士たる君主であると認識しているが、実際は、飽くなき血の渇望に駆られ、定命の者の肉体を生きたまま引き裂く、下劣な獣にすぎない。

この新しいバトルトームには、フレッシュイーター・コートに関する更新内容が含まれており、プレイヤーにとって必須のガイドブックとなるだろう。かれらに取り憑く狂気を反映した新しい戦闘特性である「妄執」など、すべてのルールが収録されているぞ。アーミーが選択できる「妄執」は通常で2個用意されているが、多くの英雄は新しい「妄執」を使うことができるため、特定の名士たちを中心にアーミーを編成することができる。
その他にも戦闘陣形、英雄特性、神器、狂気の呪術など、数々の情報が含まれている。
大隼匠フェルグリン

フェルグリンは、野生の生物と密接な関係を持つ、流血に狂う吸血鬼である。彼は、自身を歴とした宮廷出身の隼匠か何かだと信じ込んでいる。腐肉を漁る群れに囲まれたフェルグリンと彼の邪悪な“ハヤブサ”のグリぺが一丸となれば、敵の軍勢の弱みを見つけ出すことができる他、フェルグリンの「妄執」により、フレッシュイーター・コートとともに進軍する下級庶民と獣に士気を与えることができる。
納骨堂の守り人

新たなバトルトームとともに、プラスチック製のキットが詰まった新たなスピアヘッドも登場する。これには、アボーラント・ゴアウォーデン1体、クリプトフレイヤー3体、クリプトホラー3体、そしてロイヤル・ビーストフレイヤーが同梱されている。
“納骨堂の守り人”は、突撃ロールを操り稲妻のごとき速度で接敵できる能力を持っている上、この部隊には敵を圧倒できるほどの攻撃力を持つ怪物じみた歩兵もいる。それらを駆使して自身の戦術を活かしたい君は、大いに楽しめるだろう。
バトルトーム:ナイトホーント
上記で紹介したフレッシュイーターのバトルトームと同様、更新された陣営パックのルールが収録されているこの新しい『バトルトーム:ナイトホーント』は、旧版に取って代わるものである。これには、新しい戦闘陣形、英雄特性、神器、呪文伝承などが含まれているぞ。鍵となるのは、最近登場した“悲嘆の中枢”。これを使えば、亡霊の軍隊を回復させることも、テレポートで戦場に復帰させて敵を恐怖に陥れることもできる。また徐々に敵の正気を奪っていく「恐怖の騎行隊」も重要な役割を果たしてくれるだろう。

このバトルトームには、ナイトホーントのコレクションを始めるのにも、その魅力を最大限に引き出すのにも役立つ、伝承やアート作品が掲載されているぞ。
ロード・ヴィトリオリック

呪われた魂を持つロード・ヴィトリオリックは、かつて、騙されやすい者や自暴自棄になっている者を標的にした、偽造薬や怪しい調合薬の行商人であったらしい。真偽はともあれ、大死霊術師ナガッシュを魅了するに足る悪行に専念していたようだ。今や複数の腕を持つこの恐怖の亡霊は、邪悪な霊薬の棚を背負い戦闘に漂い込む。敵の群集に投げ入れられるヴィトリオリックの霊薬は、悪意を帯びた酸の雨や、恐怖を織り込んだ毒ガスとなって爆破する。これにより、敵の加護ロールを打ち消したり、致命的ダメージを敵に与えたりすることができるのだ。
呪われし咎者の群れ
25体のナイトホーントから構成された“呪われし咎者の群れ”が、新たなスピアヘッドとなって登場する。この部隊は、来たる敵の射撃を踊るようにすり抜けることも、敵にあらゆる精神的ダメージをもたらすこともできる。

このスピアヘッドを手に入れて、既存のナイトホーントのアーミーに編成するか、あるいは新しくアーミーを始めてみよう。ボックスには、スピリット・トーメント1体、チェインギャスト2体、ドレッドサイズ・ハリダン10体、ブレイドガイスト・レヴェナント10体、ドレッドブレイド・ハロウ2体が同梱されているぞ。
フレッシュイーター・コートとナイトホーントどちらにも、バトルトームのGamers Editionsが用意される。そして、ウォースクロール・カードと魅力的なダイスも登場するので、お楽しみに!
The Big Summer Previewでは、他にも〈定命の諸領域〉から仕入れた多くの新情報をお届けしているぞ。下のボタンをクリックして確認してみよう。