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サンデー・プレビュー — ウォーハンマー・アンダーワールドの“悪意の森”に足を踏み入れよう

ヘルスミス・オヴ・ハシュットは目に入るものすべてを支配するが、時として自身の力を過信しすぎてしまうことがある。そんなドゥアーディンはグューランでの戦争遂行に失敗し、残された凶悪な一行は、ウォーハンマー・アンダーワールドの新拡張版で聖なる木を焼き払おうと企てているようだ。この戦いに参戦するのは、既存のウォーバンドが入った新しいコレクション4つ。さらに今回のサンデー・プレビューでは、新しいLegions Imperialis Combat Forcesも紹介するぞ。

ウォーハンマー・アンダーワールド:“悪意の森”(スパイトウッド)

最新版ウォーハンマー・アンダーワールドの新しい拡張版が登場する。舞台となるのは、“悪意の森”だ。この拡張版では、復讐心に燃えたヘルスミスの一団が、木々の生い茂る領域の中核を焼き払おうと試みる。ヘルスミスに対抗しようと戦場に赴くのは、猛烈なスピードを誇るクルノスの最も忠実なる従者たちだ。

このボックスには、2つの新しいウォーバンド“クルノスの先触れ”と“雄牛の血”が同梱されているほか、かれらのウォースクロールとファイターカード、グューランの森が描かれた両面式ゲームボード1枚が付属している。“悪意の森”のゲームボード用の新しいルールが掲載されたルールブック(全16ページ)、トークンシート、「狩場」と「致命的相乗効果」のライバルデッキ2個もついてくるぞ。この拡張版を使用するには、『ウォーハンマー・アンダーワールド:エンバーガルド』が必要だ。

さらに、既存のウォーバンドが収録された大同盟ごとのボックスセットも4つ登場する。各ボックスには、それぞれのウォーバンドのウォースクロール・カードとファイターカードも同梱されている。

影の探索者

冒険心に満ちたウォーバンド4つが『影の探索者』のボックスに集結。“ザンダイアの真理探究団”、“影より生まれし者”、“星血の追跡者”、“エラサインの魂奪団”が同梱されているぞ。

破滅の略奪者

『破滅の略奪者』のボックスを手に入れて、エンバーガルドと“悪意の森”に破滅をもたらそう。このボックスには、渾沌を信奉する“魑魅獣の群勢”、“スキッターシャンクの爪群れ”、“三葉の不和”、“蛆竜の吐き戻し”のウォーバンド4つが同梱されている。

おぞましき従僕

ナガッシュに仕える者は、危険なアンダーワールドの戦闘で生ける魂を確保しよう。『おぞましき従僕』のボックスには、“追放されし亡者ども”、“ヴェルモーンの子ら”、“剥皮族”、“荊棘の女王の宮廷団”が入っている。

チビどもとデカブツ

あらゆるものを叩き潰して栄光を掴むため、オゴウル、トロゴス、グロットが『チビどもとデカブツ』のボックスに集結した。ボックスには、“フロスゴーンの人狩り団”、“リッパのスナールファング団”、“モーログの群れ”、“ザルバッグの徒党”が同梱されている。

ウォーバンド・オヴ・スパイトウッド

上記のウォーバンドをすべて(またはほとんど)持っているのなら、この『ウォーバンド・オヴ・スパイトウッド』でウォーバンド全16個の最新版ファイターカードとウォースクロール・カードを手に入れよう。上記4種類のボックスに付属しているカードとは見た目がやや異なっており、各ウォースクロール・カードの裏面にはウォーバンドの写真が印刷されている。

※Warhammer: The Old Worldの製品は英語版のみです。

Arcane Journal: The War of Settra's Fury

Bretonniaの南部国境に位置する山脈Vaultsに向かうため、Settra the Imperishableが引き続きBorder Princesを通って進軍を進める。この新しいArcane Journalのサプリメント(全48ページ)には、Border Princesでの戦いに関する伝承や、Battle Marchのルールが記載されている。このBattle Marchは、500〜700ポイントのスピーディなゲームモードであり、軍勢の制限、3種類の配置マップ、スコアに関する変更点などが設けられている。

さらにこのサプリメントには、恐ろしい騎獣やMortuary Cultの呪文に関するTomb Kings of Khemriの新しいルールも含まれているほか、2つのArmies of Infamy(Empire of ManのRenegade Crownsと、Dwarfen Mountain HoldsのSlayer Host)も収録されている。

Liche Priests

不死の秘密を守るLiche Priestsは、Tomb Kingの力の源でもある。かれらは強力な儀式を執り行い、Realm of Soulsから魂を呼び起こし、古代のNehekharanの知識をもって敵を打ち砕くのである。この新しいボックスには、プラスチック製のLiche Priestsが2体含まれており、1体は歩兵、もう1体は装甲に身を包んだ骸骨の馬に乗った騎兵として組み立てられる。それぞれのミニチュアには、頭部4つ、両ミニチュア間で交換可能な天秤、そして杖の上部パーツなど、取り替え可能なオプションパーツが豊富に用意されているぞ。歩兵のミニチュアには、魔法の効果を表現したベースの装飾パーツと、不気味に漂う巻物のオプションもついている。

Royal Heralds

Nehekharaの王子や王などの支配者は皆、不死の軍団を戦いに向かわせ、かつての栄光を取り戻そうとする。それぞれの支配者には、専属の戦士と護衛の一団が随行し、その中には戦場で君主の旗を掲げる者もいる。

この新しいキットからは、プラスチック製のTomb PrinceとRoyal Heraldを組み立てられる。どちらのミニチュアを歩兵として、または骸骨の馬に乗った騎兵として組み立てるかは、君の自由だ。Tomb PrinceとRoyal Heraldには、外套や襟、胸の飾りのほか、武器の有無を選べる右手のオプションや、戦旗または盾、重武器を選べる左手のオプション、頭部2種類など、装飾オプションも豊富に付属している。

※Warhammer: The Horus Heresy – Legions Imperialisの製品は英語版のみです。

Legiones Astartes Combat Force

Legions ImperialisでLegiones Astartesのアーミーを作りたい、既存のコレクションに援軍を追加したい、またはAllied Detachmentを始めたいのなら、この『Legiones Astartes Combat Force』がぴったりだ。

131体のミニチュアが同梱されたこのボックスには、以下のアイテムが付属している:

・Legion Command Squads2個

・Tactical Legionaryのベース8個

・Legion Terminatorのベース2個

・Assault Marineのベース2個

・Support Legionaryのベース2個

・Heavy Support Legionaryのベース2個

・Contemptor Dreadnoughts4体

・Leviathan Dreadnoughts4体

・Deredeo Dreadnoughts4体

・Rapiers4体

・Tarantulas4体

・兵員輸送車両のRhino5体

・戦車のKratos4体

・戦車のSicaran4体

1,130個のデカールが付いたLegiones Astartesのビークル用デカールシートも3枚ついてくる。

Mechanicum Combat Force

アーミーの中核や援軍、またはAllied Detachmentの一部となるCombat Forceを手に入れて、Taghmata Omnissiahの力を発揮しよう。ボックスには、以下のアイテムが同梱されている:

・Archmagos Prime on Abeyant2体

・Myrmidon Secutor Hostのベース2個

・Tech-Priestsのベース2個

・Ursaraxのベース4個

・Myrmidon Destructorのベース4個

・Thallaxのベース8個

・Tech-thrallのベース8個

・Castellaxのベース4個

・Voraxのベース2個

・Vultarax2体

・Arlatax2体

・Domitar2体

・Thanatar(プラズマモーター装備)4体

・Thanatar(ソレックス・ヘヴィ・ラスキャノン装備)4体

・戦車Krios6体

・Triaros Armoured Conveyors2体

500個のデカールが付いたMechanicum用のデカールシートも2枚付属している。

Solar Auxilia Combat Force

〈ホルスの大逆〉において、Solar Auxiliaは終始戦いに参戦してきた。そんなかれらのCombat Forceを手に入れて、アーミーを編成したり、既存のコレクションを拡張したり、Allied Detachmentを始めたりしよう! ボックスには、以下のアイテムが同梱されている:

・Solar Auxilia Commandのベース2個

・Auxiliaのベース8個

・Auxilia(フレイマー装備)のベース4個

・Veletariiのベース4個

・Charonite Ogrynのベース4個

・Aethon Heavy Sentinels4体

・Auxilia Tarantulas12体

・Auxilia Rapiers12体

・爆破車両のCyclops4体

・兵員輸送車両のDracosan3体

・Leman Russ Vanquishers8体

・Auxilia Baneblades2体

288個のデカールが付いたSolar Auxilia用のデカールシートも3枚付属している。

※雑誌『White Dwarf』は英語版のみです。

White Dwarf 517号

『White Dwarf』の10月号には、ウォーハンマーのホビーコンテンツがたくさん収録されている。今回の主なテーマは戦場について。地形コレクションのショウケースや、情景の作り方ガイドが収録されている。

また今号には、ウォーハンマー:エイジ・オヴ・シグマーに新しい「Tale of Four Warlords」が登場するほか、ウォーハンマー40,000での騎兵戦や〈定命の諸領域〉での空中戦に関するルール、ネクロンの墳墓惑星での戦闘に関するキルチームの新ルール、ゲームモード「Space Marine Operations」の新しいミッションなども収録されている。さらに、伝承に関する記事の数々や、新しい短編を楽しめるほか、チームスタッフや読者が塗ったミニチュアのショウケースも掲載されており、アイデアを得るのにぴったりなコンテンツとなっているぞ。

※日本、オーストラリア、ニュージーランドでは、この製品の発売が延期されました。

スペースマリーンのぬいぐるみ

スペースマリーンは、遺伝子強化が施された戦士たちだ。分厚いセラマイトの装甲に身を包み、〈帝国〉の敵を打倒するべく戦いに赴く。人々は彼らに畏敬と恐れを抱いており、スペースマリーンはときに〈死の天使〉(エンジェル・オヴ・デス)とも呼ばれることがある。“かわいらしい”という言葉は彼らにふさわしくないかもしれないが、今回パートナーのTOMYから、実現不可能と思われたスペースマリーンのぬいぐるみが登場することとなった! 君のホビー部屋の安全を守ってくれるに違いない。

グルームスパイト・ギットのぬいぐるみ

〈定命の諸領域〉の暗くジメジメした洞窟から、グルームスパイト・ギットがやってくる。邪月の狂気じみた力に鼓舞される臆病なこの生物は、威張り散らす者たちに苦痛を与えることに大きな喜びを感じるのだ。でも……苦痛を与えられたとしても、このTOMYのぬいぐるみを見たら、君は怒っていられるだろうか?

このぬいぐるみのポイントは、ひそめた赤い目と外套の縁。デスクの端にこっそりと座らせて、一緒に計画を企ててみてはどうだろう。

Blood Bowlのボールのぬいぐるみ

競技場の草や血の匂いを嗅ぐだけで、楽しい記憶が思い出され、懐かしさで涙が流れ出る……。まもなく新しい版が登場するBlood Bowlは“美しい”ゲームであり、スポーツはもちろん、ウォーハンマーへの愛を表現するのに、このBlood Bowlのボールのぬいぐるみ以上にぴったりなものはないだろう! 負傷ロールの心配をすることなく、友達と安全に投げ合うのもよし、自慢のアイテムとしてホビー部屋に飾っておくのもいい。

※Black Libraryの製品は英語版のみです。

Yarrick: The Box Set

政治将校セバスティアン・ヤーリックは、第二次アルマゲドン戦役の英雄だ。彼は数々の偉業を成し遂げ、〈帝国〉のために多くの戦いで勝利を収めてきた伝説的な存在である。スペースマリーンの戦団長からも尊敬を集めているほどだ。

ヤーリックを称えたこの新しいボックスセットには、David Annandaleの小説『Imperial Creed』と『The Pyres of Armageddon』のほか、同じくDavid Annandaleによる選集『Chains of Golgotha and Other Stories』が収録されている。外箱にはスクリーン印刷が施されたアートワークが描かれているぞ。さらに各ケースにはシリアルナンバーが付いているほか、『Imperial Creed』には作者のサインが入っている。この製品は在庫限りのため、お見逃しなく!

The Horus Heresy: Collection XVII 

フランス語の読者に朗報だ! 〈ホルスの大逆〉が描かれた壮大なシリーズを引き続きフランス語で楽しめるぞ。第49巻のGuy Haley著『Wolfsbane』、第50巻のNick Kyme著『Born of Flame』、第51巻のJohn French著『Slaves to Darkness』が登場する。このコレクションは、eBook形式で次週予約可能となる。

Eidolon: The Auric Hammer

ロード・コマンダーの悪名高きプリムス・エイドロンは、“体現者”、“甦りし者”、“切り裂かれた魂”、そして“黄金の鎚”など、さまざまな敬称を得てきた。最後の包囲戦に参戦すべく、彼は地球(テラ)に向かっていたのだが、惑星タトリカーラに連れ去られてしまう。そこで彼は過去の亡霊に悩まされ、恐るべき決断を下すことに——。フランス語の読者は、Marc Collinsによる『Eidolon: The Auric Hammer』で、彼の試練を目撃しよう。この書籍は、eBook形式で次週予約可能となる。

Fulgrim: The Perfect Son

フルグリムが自身の信奉者たちに、帝国領惑星クルーシブルを征服するよう指令を与えた。彼は完全な勝利を期待しているのだ。しかし、エンペラーズ・チルドレンの能力だけで済むはずのこの任務が、過酷な包囲戦へと変貌を遂げる。フルグリムの息子たちは、総主長を喜ばせるためにどこまで行うのか、そして戦いの後に自分たちに何が残されるのかを自問することになる。

ドイツ語の読者は、Jude Reidによる『Fulgrim: Perfect Son』で、エンペラーズ・チルドレンの運命を目撃しよう。この書籍は、eBook形式で次週予約可能となる。

Siege of Terra – Omnibus III

大逆兵団による〈帝殿〉での攻撃が激化していく中、忠誠派の軍勢はそれに抵抗しようと必死に試みており、どちらの軍勢においても損失が増加していた。『Siege of Terra: Omnibus III』には、John Frenchの『Mortis』とChris Wraightの『Warhawk』が収録されており、eBook形式のドイツ語版が次週予約可能となる。

今週のWarhammer TVの見どころを紹介! 『Tale of Four Traitors』では、The Horus Heresyのプレイヤー4人が再び集結する。ポイント数が2,000に引き上げられ、戦況がより激しくなるぞ。

『Loremasters』では、グンナー・ブランドや彼のダークオースの戦士たちについて、アレックスが深掘りしていく。この戦士たちは、無意識のうちにスケイヴンの〈滅びの蠱禍〉を手助けしたことで、ウォーハンマー:エイジ・オヴ・シグマーの物語で中心的存在となった。さらに、戻ってきた『Painting Desk』では、エドがウォーハンマーのデザインスタジオのメンバーであるマークと対談する。彼の2007年のゴールデンデーモン作品や、最近の作品について紹介してもらった。

※『Tale of Four Traitors』『Loremasters』『Painting Desk』の視聴は英語のみです。

Warhammer Communityでは、新情報や、まもなく登場する『White Dwarf』の内容、『ウォーハンマー40,000:スペースマリーン2』の抽選会の第2週目に関する情報をお届けする予定だ。今週もお見逃しなく!