〈定命の諸領域〉の至る所で戦争が起こり、戦闘の騒音がこだまする。その音は、グューランからシャイシュまで聞こえるほどだ。剣が交わり、血が流れ、コーンの力が高まっていく。彼の信徒たちは、コーンの熱烈な視線を背後に感じていた。
コーンの視線に応えるべく、かれらは頭蓋骨の奪取や大規模殺戮など“可愛げのある”ことを行ってみせ、熱意溢れる子どものように、より強く己の存在感を彼に示そうと切磋琢磨する。コーンの気が自身らから逸れてしまわないよう、かれらは新たな戦士を聖別した。その名もデスブリンガーだ。

デスブリンガー“卿”とはまだ言えないが、この者は、指導権を狙う威勢の良い戦士である。彼は戦闘に決然と取りかかり、戦将や指揮官、将官、主権者、暴君の首にのしかかる重圧を“王殺しの斧”で解放するのだ。

筋肉と真鍮が取り柄のデスブリンガーは、コーンの武技を体現する者だ。最善の防御は優れた攻撃であると常に唱えていることから、自身の崇拝する神の紋章があしらわれた盾は、戦闘武器としても使用できるよう、鋭利に形造られている。このデスブリンガーは、古めかしい外衣か、彼が解放し収獲した頭蓋骨を掲げる戦利品架を使って組み立てることができるぞ。
この熱狂的な首狩り人は、自身の剣をもう少し時間をかけて研いでおく必要がある。というのも、彼のルールが『バトルトーム:ブレイド・オヴ・コーン』で登場するからだ。このバトルトームには、コーンを崇拝する定命の者とその崇拝者の暴力によって召喚されるディーモンについての背景とルールが記載されているぞ。

この機動性の高い軍勢は、コーンの陽気な一面を表している。犬に対する不変の深き愛だ。この2つの群れは5匹のフレッシュハウンドから構成されており、コーンの三頭の従者である(文字通り)一番上の犬、カラナックが率いている。この群れに同伴するのは、悪魔の猟犬たちの崇拝者から成る血に飢えた狩人の集団、クロウ・オヴ・カラナックだ。暴力への歪んだ追求により、かれらは半悪魔の憤怒の猟犬へと変化する。

ブレイド・オヴ・コーンは、近々登場予定だ。〈定命の諸領域〉の至る所に血塗られた道を切り開いていくだろう。さらなるウォーハンマー:エイジ・オヴ・シグマーのニュースや発売製品は、Warhammer Communityでチェックしよう。
*真鍮の輝きを鈍らせてしまうため、錆びはブレイド・オヴ・コーンにとって深刻な問題だ。