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サンデー・プレビュー — イドネス・ディープキンが波を駆け上がる

夏の太陽が照る中、海岸沿いを歩いていたら、波打ち際から青白いアエルフが現れた。どうやら、イドネス・ディープキンが今週のサンデー・プレビューで〈定命の諸領域〉に破壊的襲撃をかけるみたいだ。かれらに付いて行ってみよう。

バトルトーム:イドネス・ディープキン

定命の者から生命の源を盗んで生存維持を図るイドネス・ディープキンは、〈定命の諸領域〉の最も深い海に住んでいる。かれらが水面から姿を現すときは、種族の未来を守るべく、血みどろの襲撃を行うときだけである。『バトルトーム:イドネス・ディープキン』を用いて、この海の略奪者たちや獣たちを指揮し、バトルを繰り広げよう。本書(全98ページ)には、イドネスの包括的な背景に加えて、ルール、ウォースクロール、戦闘特性、戦闘陣形、英雄特性、神器、そして呪文伝承と顕現伝承が含まれている。さらに、新しいスピアヘッド、名高き連隊、名高き軍勢、栄光への道のルールも記載されているぞ。
そして、より持ち運びやすくなったGamer's Editionの『Battletome: Idoneth Deepkin』も予約可能となる。本書には、通常版と同じ内容が含まれている上、ウォースクロールと陣営ルール、スピアヘッドルール、名高き連隊と名高き軍勢のルールを網羅した37枚の参照用カードの完全セットも付いてくる。本Gamer's Editionは在庫限りで販売終了だ。
※Gamer's Editionは英語版のみです。

アイコン・オヴ・シー

イドネス・ディープキンは大海の怒りを糧に戦いに挑むが、アイコン・オヴ・シー(海の符牒)ほどその模範たる者は数少ない。このアクヘリアンの戦士たちは、不吉な深海と湧き上がる波の力を引き出しながら、次々に巻き起こる潮衝の中、仲間を引き連れて戦場へと躍り込む。このミニチュアは、大海の最も凄まじい力を体現する獰猛な戦士、アイコン・オヴ・ストーム(嵐の符牒)としても組み立てることが可能だ。

“深淵の賢人”マサエラ

イシャラーンの鑑であるマサエラは、魂の占術師かつ魔術師だ。グューランの深淵に暮らしているこの者たちは、近頃、同胞のソウルリーフを守るときにだけ姿を見せるようになった。戦闘において、かれらは敵に深淵の破壊的な力をふるい、深海の棲息者たちを血に飢えた狂乱へと駆り立てるのだ。

イドネス・ディープキン:顕現

イドネス・ディープキンの顕現には“海溝の具現体”と“深海の触手”の2つが用意されている。“海溝の具現体”は、イドネス・ディープキンの魔術師たちが自身の命を危険に晒すことにより召喚した、荒れ狂う魂を持つ海溝の具現体である。“深海の触手”は、大嵐の力に襲われた敵をその触手で捕え、その不運な獲物を深海の圧力をもって押しつぶす。この海の顕現からは、荘厳な雰囲気を感じることができるだろう。

イシャラーン・ソウルスクライヤー

イシャラーン・ソウルスクライヤーは超自然の力を使い、栄養価の高い、利用できる魂のエネルギー源を見つけ出す。戦闘において、この者たちはサイファーを用いて敵の魂の奥深くを見通し、その中から最も活力に満ちた者を選び出すのだ。
味方が待ち伏せ攻撃を仕掛けやすいよう、かれらの航海能力で、海に存在する秘密の通り道を利用し深海を横断することもできる。前回、このミニチュアはイドネス・ディープキンの既存スピアヘッドを購入することでのみ入手できたが、今回は単体で手に入れることができるようになる。

スピアヘッド:アクヘリアン波濤隊

アクヘリアンの戦士階級の王位は、波濤隊(タイドガード)として知られる忠実なる護衛兵なくして戦場へ赴くことはない。この猛烈な速力を誇るスピアヘッドの軍勢は、戦場において恐るべき存在であるアクヘリアン・キングを中心に、アクヘリアン・イシュライン・ガードのユニット1個、アクヘリアン・モールサール・ガードのユニット1個、そして10体のナマーティ・リーヴァーから構成されている。アクヘリアン・キングの戦闘力により鼓舞されながら、この部隊は自身の君主を守るため、そして敵を撃破するために一丸となって戦いに挑む。

イドネス・ディープキンのウォースクロールカードとダイスセット

イドネス・ディープキンのウォースクロールカードの力を借りて、冷静沈着に、深海のような心の穏やかさを保とう。本セットには、アクヘリアン波濤隊のウォースクロールとスピアヘッドのカードを含む27枚の参照用カードが同梱されている。また、霊海の世界をより楽しめる16個のイドネス・ディープキンのダイスセットも登場するぞ。このダイスは、透き通った青白い地に、濃紺色のダイスの目が書かれており、6の目には陣営の紋章が描かれている。

White Dwarf 514

※White Dwarf雑誌は英語版のみです。

4号連続〈禍つ神々〉特集の最終号が近々登場する。今回の主役はティーンチだ。この514号では、〈方途を違える者〉の変わりゆく迷路の世界に踏み込んでいる。また、グレイナイトのさらなる情報やティーンチとナーグルの終わりなき抗争の記事に加えて、ディーモン要素が含まれる新たなコンバットパトロールとレジェンドルールが付いた名高き軍勢が記載されている。
さらに、去年Warhammer Worldで開催されたGrand Narrativeについての記事やGrand Cathayのミニチュアのデザインについてのさらなる詳細、James Brogdenの著書『Trials of Albarak』の続きの一部も読むことができる。The Bunkerに記載されている内容を含む素晴らしいウォーハンマーのコンテンツもたくさん収録されているぞ。*

Skaven Deathmaster Plush

我々の提携パートナーであるTOMYから、エシン族の恐るべき者がやってくる。ぬいぐるみになった不実なデスマスターだ。柔らかいが、何かを刺し殺すことで身震いするほどの満足感を得るスケイヴンの影の殺し屋である。このデスマスターのぬいぐるみは、君の机や棚の見張り番として役に立つだろう。

フェンリスの戦士たちが銀河中を駆け回ろうと態勢を整えていることから、君は青く冷たい色を持つ古めかしい機動装甲服をたくさん持っていることだろう。今週の『Citadel Colour Masterclass』では、スペースウルフの伝統的な機動装甲服を再現する方法について解説するぞ。

Warhammer Communityで掲載された多くの記事を読んでもなお、Warhammer: The Horus Heresy不足である君には、『Loremasters』のエピソードでさらなる要素を求めることをおすすめする。イシュトヴァーンⅢの忠誠派による粛清がどのように行われるのか、大元帥による〈帝国〉への裏切りを語る出来事をこのエピソードで知ることができるぞ。そして、『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』を紹介するエピソードをもって『Victory Pointers』がついに帰ってくる。これを観れば、新しい戦術目標を考慮したアーミーの編成方法と新たなバトルプランの最善な対応方法を学ぶことができるぞ。

来週のWarhammer Communityでは、血に染まった新たな発売製品についてや新版Warhammer: The Horus Heresyのさらなるルールについて、そして『White Dwarf514号』の内容などを深掘りしていく。

※オーストラリアとニュージーランドでは、本製品の発売を延期しています。あらかじめご了承ください。