ウォーハンマー40,000の次なる拡張版では、アルマゲドンへと帰還する。新たな書籍セット、初めてミニチュアとなった愛されしオルクのキャラクター、そして〈帝国〉からあふれんばかりの援軍が登場する。
アルマゲドンは終わりなき戦争の惑星だ。しかし、ディーモンや異種族の侵攻にもかかわらず、これほどまで酷い状況に陥ったことは今までなかった。オルクが計り知れないほどの大群となって戻ってきており、その侵攻は、惑星の最も伝説的な英雄の帰還をもってしても、食い止めるだけで精一杯だ。
ヴァズダッカ・ガズメク
伝説のバイク親分であるヴァズダッカ・ガズメクのように、好みの戦術を体現しているオルクのウォーロードはそうはいない。彼は噂によると、巨大なウォーバイク“大ブカし”のサドルから降りたことがないという。彼はエンジンの轟音とスピードが織りなす風の唸り声のために生きており、愛車のサイコガトラーの激しい騒音だけがその音をかき消すことができる。

ヴァズダッカは、長年ウォーハンマー40,000の世界に存在しており、過去にはルールさえあった。勇敢なメクは、自身のバイク親分をキットバッシュしていたことだろう。その彼が今回、素晴らしいプラスチック製のミニチュアとして初登場する!
ガズメクの爆走族の中では周知の事実だが、ヴァズダッカの大いなる野望は“大ブカし”に乗り、銀河の端から端までレースをするというものだ。しかし、〈ゴルクのニヤケ面〉* がその計画のすべてを妨害している。ガズグッカルが新しいテリーポータのようなものを持っていると耳にしたヴァズダッカは、アルマゲドンをブチ壊せばそのお返しに帝国途絶領域へ行けると思いついたのだ。
* 〈ゴルクのニヤケ面〉とは〈大亀裂〉のオルクの呼び方だ。〈呪わしき傷跡〉の書き方を教えようとしたが、みじめにも失敗した。

そして彼は必ずブチ壊すだろう。なぜなら、アルマゲドンの各多層都市の荒廃した土地は、爆走族がそのガタつく乗り物を思う存分走らせるのに最適な場所だからだ。ヴァズダッカの〈いくさだァァァア!〉はオルクの大侵略の火蓋を切る最初の一撃にしか過ぎない。しかしバイク親分からすれば、それだけで十分なのだ。
政治将校ヤーリック
オルクの再来とともに、政治将校セバスチャン・ヤーリックが、もう一度アルマゲドンを防衛せんと死の淵から帰ってきた。彼ほどの人物でなければ、窮地に陥った惑星と疲れ果てた兵士を団結させられなかっただろう。ヤーリックは、惑星からオルクをせん滅するため最期まで戦い抜く——たとえその時が近づいていようとも。
先週、劇的な予告編とともにヤーリックの帰還が発表された。もし記事を読んでいないなら、ぜひ確認してみよう。


もちろん、誰も一人でオルクの大群に立ち向かうことはできない。ヤーリックにも友軍が必要だ。好都合なことに、彼の同僚の政治将校1人を含む、多くの味方がやってくる。
政治将校グレイヴス
部下を鼓舞するヤーリックは仲間から愛されているが、妥協を許さない政治将校テニア・グレイヴスは恐れられている。伝統に固執する彼女は、残虐で率直な決断を下すという帝国督戦局の評判を体現する者である。

グレイヴスは鋼鉄のごとき戦闘規律こそが〈帝国〉の完全な崩壊を防ぐ唯一の手段だと信じている。彼女は、戦線であろうと作戦室であろうとボルトピストルを突きつけ、命令を強制する。攻撃の先鋒として参加する必要がある際、グレイヴスは自身用に大幅に改造されたケンタウロス輸送車ヴィジランスの輝かしい派手な戦闘デッキに乗り出撃する。ケンタウロスについてもこの記事で紹介しているので、読み進めよう。
ヴィジランスに乗る際、グレイヴスには彼女の忠実な督戦局の精鋭、右腕隊が随伴する。1人は彼女個人の戦旗を掲げ、残り2人は輸送車のヘヴィスタバーを運用する。このセットには、政治将校グレイヴスの徒歩のバージョンのミニチュアも同梱されている。オルクの侵略者と対峙するときに活躍させよう。

良くも悪くも、グレイヴスはアルマゲドンの兵団における最高司令部の構造に関して、個人的な野心を抱いている。新たな指揮権の移行が彼女のピストルによって知らされるのは時間の問題だ。
異端審問官クロイル

〈純血の団〉の実績ある一員として、異端審問官クロイルは惑星の誰よりもオルクとの戦闘経験がある——ヤーリックを除いてはだが。神経質とも気まぐれともいえるその性質は、恐るべき捕食者としての冷酷さを隠している。彼の熟練の狩人としての技術は、数えきれないほど多くの悪夢じみた獣に終止符を打ってきた。

ジンダールの毒針投射銃を携え、六足歩行のガラリスクにまたがるクロイルは、嬉々として敵の道具を使い、戦利品の棚に収めるため、最も優れた怪物や勇士を狩り続ける。遠征を通して彼が集めた情報は〈純血の団〉にとってかけがえのないものであり、もしオルクを追い返すことができる弱点があるとすれば、彼はきっと見つけるだろう。ミニチュアには、クロイル用の2種類の頭部、乗騎用の2種類の頭部が付属している。乗騎用は服従フードを被っている状態と、すぐにでも攻撃できるようにあごのカバーがない状態から選ぶことができる。
上級教義修道女イントランジア・フレイ

修道聖女会の聖務団の多くはアルマゲドンに駐屯しており、殉教せし我らが聖女修道会の祝福された部隊は、上級教義修道女イントランジア・フレイに率いられる。儀礼と秘跡を厳格に司るカストーディアンの彼女は、修道会の責任すべてを背負っている。

“呵責の玉座”と呼ばれる装甲歩行兵器の頂きに座する彼女は、特に忌まわしい敵を憎悪の目標として選び出し、戦闘修道女に正義の暴力を執行するよう駆り立てる。彼女は、たとえ自身の信徒たちであっても、弱さの兆候には容赦はしない。信徒たちは、彼女が率いる大群の一員として、拷問の苦しみを与えるモーティファイアエンジンに意図せず日常的に組み込まれる。
ケンタウロスRSV

アルマゲドンの埃だらけの大地において機動力は重要だ。ケンタウロス高速強襲車両は、歩兵が戦闘区域を次から次へと移動する必要がある際に、通常のキメラの代わりとして好んで使用される。幅の広い履帯と軽量構造により、どんな険しい地形にも対処できる単純で鈍器のような車両だ。

オープントップの設計により、搭乗兵は緊急時に素早く脱出でき、また走行中に射撃ができる十分なスペースも確保できる。速度が出ない戦車では、機動力のある敵に囲まれて、各個撃破をされてしまう危険性があるが、このケンタウロスRSVは、オルクの〈爆走いくさだァァァア!〉と交戦する際に理想的な車両である。
ヒポグリフAFV

遠距離での火力支援が必要な場合、轟音を鳴らす戦車隊が追いつくまでに、ヒポグリフ装甲戦闘車両はコンパクトで機動力のある部隊として十分な火力を提供することができる。独立サーボ車軸には6輪の車輪が取り付けられているため、高い機動性と安定性を兼ね備えているのが特徴だ。砲塔には、柔軟性に富んだバトルキャノン、大群を粉砕できるキャスティゲイター・ガトリングキャノン、対戦車用のメルタキャノン、掩蔽壕を破壊するラスキャノンなどを搭載できるため、どんな目標にも対応可能だ。

ヒポグリフは偵察小隊が期待できる最も強力な火力支援であることが多い。装甲部隊の援軍が到着するまで、ヒポグリフ分隊がはるかに強力な敵を食い止めたという話は山ほど存在する。
アルマゲドン:ヤーリックの帰還

ヤーリックのアルマゲドンへの帰還とヴァズダッカ・ガズメクの〈爆走いくさだァァァア!〉との絶望的な戦いに関する物語は、ウォーハンマー40,000の次なる拡張版である『アルマゲドン:ヤーリックの帰還』で語られている。新たなルールや背景資料などが豊富に収録されている3冊の書籍が、魅力的なブックケースに収まった便利なセットだ。

メインの書籍にはアルマゲドンにおける最新の壊滅的な戦争と、〈帝国〉の援軍集結というヤーリックの絶望的な策略についてまとめられている。さらに車両に特化した6つのデタッチメント——帝国防衛軍、オルク、スペースマリーンがそれぞれ2種類ずつ——が収録された冊子もついてくる。3つ目の書籍『鎧われし籠手』には、可能な限り多くの戦車、モンスター、戦争機械を配備するルールのサプリメントが載っている。損傷表と強力なアップグレードを通して、これらのミニチュアを使い、新たな耐久性を楽しめるだろう。
アルマゲドン・バタリオンのボックス
アルマゲドンの発売に合わせて、帝国防衛軍、修道聖女会、デスウォッチ、オルクの4つの陣営から、新たなテーマ性のあるバタリオンのボックスが登場する。

新たな軽量車両を積極的に取り入れる帝国防衛軍は、ヒポグリフAFV2体、ケンタウロスRSV1体、ローガル・ドルン・バトルタンク1体、ケンタウロスに乗車するケイディア・ショックトループ10体の高機動部隊を編成した。このバタリオンは、ヒポグリフとケンタウロスを最初に手に入れることができるボックスである。単体で発売される前にアーミーに加えたい熱心な君におすすめだ。
修道聖女会のバタリオンでは歩兵に重きが置かれているが、彼女らは一切容赦しない。このボックスには、シスター・ノヴィシエイト10体とシスター・リペンティア10体からなる軽歩兵の機動部隊、そして彼女らを率いる強力なパラゴン・ウォースーツ3体と聖務長1体が同梱されている。イントランジア・フレイに随伴させるのにぴったりだ。
スペースマリーンのデスウォッチによる小規模部隊が、敵リーダーの息の根を止めるべく降下する。ボックスには、5体の兵で構成されるキルチーム2個とコルヴス・ブラックスターが同梱されている。一方でオルクの部隊は、無謀なスピードへの愛に全力を尽くす。デフキラ・ウォートライク1体とラッカトラック・スクイッグバギー1体に率いられたデフコプタ6体のガタガタな飛行隊が、轟音を立て緑の津波の前方へと向かう。
少し息切れしてるかもしれないが、心配しないでくれ。我々もだ。アルマゲドンではさまざまなことが起きている。次の拡張版の書籍とともにたくさんのキットが発売となるため、見逃しがないようにもう一度確認しておこう。そのあとは、プレビューのメインページでほかの公開情報をチェックしよう。
ウォーハンマー40,000の新しいYouTubeチャンネルがスタートした。魅力あふれる新しい予告動画など、さまざまなコンテンツを楽しもう!
















