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サタデー・プレオーダー — ヘルスミス・オヴ・ハシュットが〈定命の諸領域〉を荒廃するべくやってきた

何世紀にもわたって秘密にしていた計画が、成り上がりのスケイヴンによって妨害されると誰でも気を悪くするだろう。だが、ドゥアーディン種族の中で最も短気な者よりも一層邪悪な癇癪をもつヘルスミス・オヴ・ハシュットは、気を悪くするどころか全力で争いを始めようとしていた。やむおえなく計画を実行に移さなければならなくなったため、ヘルスミスは軍勢を召集して要塞神殿を出立し、行く手すべてに死と破壊をもたらしながら進軍する。新たな陣営がウォーハンマー:エイジ・オヴ・シグマーに登場だ。今週のサタデー・プレオーダーではBlack Libraryの書籍も数多く紹介するぞ。

バトルトーム:ヘルスミス・オヴ・ハシュット

バトルトーム:ヘルスミス・オヴ・ハシュット』を用いてディーモンを武器に幽閉しながら野心に燃えよう。90ページにわたるこのルールブック(ハードカバー)は、〈定命の諸領域〉を進軍する最新の陣営に関する背景とルールのすべてを網羅している。陣営ルールやウォースクロールに加えて、呪文や奇蹟伝承も収録されているため、装甲靴で敵を踏み潰すのに必要なすべてが入っているぞ。

それらのルールや背景のほかに、自身の兄弟によって追い出されたと言われているハシュットと彼の信奉者たちの歴史を描いた新たなアートワークや豪華なミニチュアの写真も含まれている(決して祖神に気に入られようとしているわけではない)。栄光への道のルールと、名高き連隊と名高き軍勢がそれぞれ2つ、そして“煉獄炉の軍団”のスピアヘッドのルールも記載されている。

Battletome: Helsmiths of Hashut (Gamer’s Edition)

ザールドロンのように、Gamer’s Editionのバトルトームは小さいが素晴らしいパッケージである。通常版のバトルトームと同じ内容が収録されており、ウォースクロールと陣営ルール、“煉獄炉の軍団”のスピアヘッドのルールを網羅した32枚の参照用カードのパックが入っているぞ。卓上でルールを効率よく確認するには打ってつけのアイテムだ。この製品は在庫限りで販売されるため、お見逃しなく!

筆頭魔瘴鍛治師ウラク・タール

フォージ・アナテマの統治者であるウラク・タールは、ハシュットに教わった魔性の術を磨きあげる魔瘴鍛治師たちの最年長であり、“闇の父”に直々その技術を教わったと主張している。この筆頭魔瘴鍛治師は、石肌の呪いにかかってしまったが、強大な意志の力と知識への渇望からその進行を食い止めている。戦闘においては、自らが作った銅色の身体を持つインファーナル・タウルスであるゴラコスに跨りながら、強力な魔術を敵に浴びせる。

このキットは、インファーナル・タウルスに乗った強力な魔瘴鍛治師として組み立てることもできる。この魔瘴鍛治師が真っ向から敵のユニットを突撃するよう自身の銅像の騎獣に指示を下すと、扇動されたブル・ケンタウロスも凄まじい勢いで後に続く。魔瘴鍛治師の頭部と各腕には、それぞれ2種類のオプションが用意されており、インファーナル・タウルスには2種類の角と額に嵌められた宝石から煙が出る有無を選べるオプションが備わっている。

ディーモンスミス

ディーモンスミスの力を借りて大地を切り裂き、灰に満ちた煙霧で敵の息を奪い、熔解金属の奔流で敵を燃やし尽くせ。ハシュットの教えを学ぶことに何年も費やしてきたザールドロンは、煉獄のごとき力を敵に振るう。

このキットからは、アシェン・エルダーを組み立てることもできる。この神官たちは、戦場において“闇の父”の怒りを呼び覚まし、狂信的な態度で戦いに臨んでいるかどうか、従者たちを闇の瞳で監視する。熱意が足りていないヘルスミスは、この厳格たる聖職者たちによって少なからず厄介な状況に陥ることになるだろう。

ウォーデスポット

ジッグラトの貴族家門の暴君的支配者たちはウォーデスポットと呼ばれている。かれらはいかなることにおいても手下が勝利を挙げることを望み、さもなくば不幸な選択を迫られることとなる。暗黒の力を呑み込み、自身の種族よりも大柄な体型になったかれらは、残忍なる“魔炎の薙刀”を用いて渾身の力で敵とライバルを切り裂く。

ブル・ケンタウロス

ザールドロンに過保護に扱われ崇められている生きた半神、ブル・ケンタウロス。要塞神殿で生まれたかれらは、ハシュットに祝福されし者だと考えられている数少ない変異体である。かれらは凶暴で残忍な生物であるが、愚かなわけではなく、むしろ自身らが重要な存在であるという自尊心が肥大し、敵を自身らによって根絶されるために生まれてきた劣等種族として見ている。

このボックスは、プラスチック製のブル・ケンタウロスを3体もしくはアノインテッド・センチネルを3体組み立てることができる。仮面を被った寺院の護衛兵アノインテッド・センチネルは、任務のため儀式的に髭をそり、複雑な模様を持つ刺青を胸部に掘る。拳闘家の同胞とは違い、かれらは戦闘において謹んだ態度をみせるが、聖なる任務と崇めるヘルスミスの破壊行為を敵に邪魔されたとき反攻に転じる。ブル・ケンタウロスには、4つの取り替え可能な角のセットが用意されており、アノインテッド・センチネルには、3つの取り替え可能な仮面が用意されている。さらに、450個のデカールが付いたヘルスミス・オヴ・ハシュット用のデカールシートも1枚付属している。

インファーナル・コホート

ヘルスミス・オヴ・ハシュットのほとんどの軍勢は、主に貴族家門の一員か、“苦役の代価”を払わんとする者たちから引き抜かれた多数の兵士から構成されている。インファーナル・コホートという名で知られているかれらは、強力な装甲壁を形成する規律ある闘士たちだ。ハシュット信徒の刃を構える者たちは、迅速に敵の陣地に進軍することに長けており、ハシュット信徒の槍を装備した者たちは、ヘルスミス防御の要として槍の壁を構え、その鋭い穂先へと敵を挑発する。

インファーナル・コホート10体とユニットの楽士に付いて銅鑼を運ぶホブグロット1体の合計11体のミニチュアが同梱されている。ドゥアーディンの1人は鎚と盾か両手斧を装備した豪傑として、もう1人は3種類の頭部と3種類の戦旗の上部パーツのオプションを持つ旗手として、そしてもう1人は楽士として組み立てることができる。楽士の従者であるホブグロットには2種類の頭部が用意されているぞ。インファーナル・コホートの標準的なミニチュアは、それぞれの左腕と盾を互いに取り替えることができる。このボックスには450個のデカールが付いたヘルスミス・オヴ・ハシュット用のデカールシートも1枚付属しているぞ。

※オーストラリア、ニュージーランドでは、この製品の発売が延期されました。

ドミネイター・エンジン

ハシュットの姿を模して作られたこの機械装置のドミネイター・エンジンは、ディーモンの精髄からできた炎を燃料にする炉によって駆動する。これらを生成するのに必要な儀式や方法を知る者はほとんどいないが、ドミネイター・エンジンから溢れ出る邪悪なオーラを感じることができるほど、ヘルスミスの敵にとって恐るべき存在となる。通常装備している武器は、光り輝く炎をあげながら咆哮する“破滅のメイス”である。ドミネイター・エンジンが敵を粉砕させるのに使われる武器だ。

焦熱砲を装備することもできるぞ。この武器で瞬く間に広がる大量の魔炎を敵に放つ。各ドミネイター・エンジンには、特殊なデザインが入った腹部の装甲板、フェイスプレート、左右の角がそれぞれ2種類付属している。角は違う種類のものを使って組み立てたり、両方同じ種類のものを使って組み立ててもいい。腕部は自由に動かしてポーズを取らせることができる。

デスシュリーカー・ロケットバッテリー

ザールドロンは、強力な戦闘兵器を作ることに長けており、過去のドゥアーディンの技術を使いつつ、ディーモンの精髄を原動力とするミサイル兵器や戦車を作り出す。デスシュリーカー・ロケットバッテリーは、そのような兵器の一つであり、その砲弾が弧を描いて上空を飛ぶ際に甲高い音をたてて魔炎の爆破をもたらすことからデスシュリーカーと名付けられた。

このキットは、渾沌の力を込めた砲弾を発射する大砲、トーメンター・ボンバードとして組み立てることもできる。凄まじい爆破で敵の陣形を一掃することが可能だ。戦闘兵器はそれぞれ操縦士が付いており、ボックスには450個のデカールが付いたヘルスミス・オヴ・ハシュット用のデカールシートが1枚付属している。

インファーナル・レイザー

ヘルスミスは、幽閉されたディーモンを原動力にする強力な兵器を作る達人だ。インファーナル・レイザーが駆使する銃は〈定命の諸領域〉でも最も危険な武器の一つである。

このボックスからは、小規模な集団で任務にあたる頑健な兵士5体を組み立てることができる。“カラグサルン火炎投射器”を装備させて敵を一掃するか、“グリズマロック大口径銃”を装備させて爆風で敵の装甲や肉大を割くことができる。また、豪傑は2種類の頭部から選んで組み立てることができるぞ。

ホブグロット・ヴァンダル

狡猾で臆病なホブグロット・ヴァンダルは、ザールドロンの刃を止める方法の一つが、かれらに忠誠を誓うことだと気付いた哀れな生き物である。ヘルスミスはその“忠誠”の褒美として、ヴァンダルの部隊を戦列のさらに前へと送り込む。意欲的なホブグロットは、同盟者のために領土を主張するが、その後避けられぬ砲撃に見舞われそそくさと逃げてゆく。

このボックスには、20体のホブグロット・ヴァンダルが同梱されており、その豪傑には残虐なチェーン武器か邪悪な短剣を装備させることができる。また、450個のデカールが付いたヘルスミス・オヴ・ハシュット用のデカールシートが同梱されている。

※オーストラリア、ニュージーランドでは、この製品の発売が延期されました。

ヘルスミス・オヴ・ハシュットのダイス

ヘルスミス・オヴ・ハシュットのダイス(16個入り)を手に入れて、コレクションを完成させよう。マーブル模様の濃い紫色を持つこのダイスはフォージ・アナテマの色とマッチしている。ダイスの目は緑色で描かれており、6の目には陣営の紋章が入っているぞ。この製品は在庫限りで販売されるため、お見逃しなく!

※Black Libraryの製品は英語版のみです。

Krakenblood

フェンリスの荒涼とした氷結惑星において、アイヴァー・クラーケンブラッドは大勢の民の中から引き抜かれ、のちに牙狼法師(ウルフプリースト)に任命さる運命にあった。実績を上げた戦士である彼は、後世に伝えられるほどの武勇伝をまだ持ってはいない。だが、戦団の失われた遺物を取り戻すという、“屠る者”ウルリックから受け取った新たな任務がその転換期になるかもしれない。アイヴァーは任務を成功させるべく、新たな友と古くからの同盟からなる戦士たち一行と結束し、強敵に立ち向かう——。この書籍は在庫限りの販売となるので、お見逃しなく。

Marc Collinsによる豪華な特別版『Krakenblood』は、現在予約受付中だ。この書籍には著者による序文が書かれているほか、既存の短編小説『The Price of Morkai』も収録されている。黒い布製の表紙にスクリーン印刷のアートワークと細部に金箔が施されており、ページの側面は黒色に加工されている。リボンのしおりもついているぞ。この書籍は在庫限りの販売となる。

ハードカバーeBookMP3オーディオブック形式の『Krakenblood』も予約できるぞ。

Abraxia: Spear of the Everchosen

アーケィオンがひいきにしている使徒、アブラクシアが、フェニキウムの陥落都市において勝利を収めたのち、新たに設けられたブラックパイアを支配した。しかし、新たな戦争時代がグューランで幕を開けたとき、アブラクシアは、自身が陰謀に巻き込まれていることに気がつく。目の前に立ちはだかる困難を乗り越え、“永劫に選ばれし者”の使徒らの支配を、彼女は証明することができるのか——。Chris Thurstenによる『Abraxia: Spear of the Everchosen』を読んで確かめてみよう。この書籍(ハードカバーeBookMP3オーディオブック形式)は予約受付中だ。

The Dark Coil: Ascension

銀河は広大で冷淡な場所である。悪名高い悪党と伝説の英雄たちが何年も語り継がれる戦闘で衝突する中、名もなき何十億もの者たちが生きては死んでゆく。そのような出来事は繋がりが無いように思えるが、そのいくつもの出来事が暗い陰謀論に複雑に絡み合っているのだ。

『The Dark Coil: Ascension』に収録されているのは、Peter Fehervariによる『The Reverie and Requiem Infernal』と8篇の短編小説だ。これらすべてが繊細な物語の糸で繋がっている。この書籍(ソフトカバーeBook形式)は現在予約受付中だ。

Anvils of the Heldenhammer: The Ancients

アンヴィルガルドがモラスィ=カインと彼女の信奉者の手に落ち、ハー・クーロンの都市になってから二十年が経つ。ナイト・インキャンターのティヴレイン・グレイマントルは、モラスィ=カインによっていまだ監禁されている者たちを解放するため、秘匿の任務についていた。彼女の行動はシグマーに反抗するものである上、彼女の行く手はコーンのブラッドバウンドの群れによって阻まれる。彼女を待ち受けていたのは、未だかつてない危険な試練であった——。

Dale Lucasによる『Anvils of the Heldenhammer: The Ancients』(ソフトカバー)は、現在予約受付中だ。

On the Shoulders of Giants and Other Stories

自身の軍歴を終わらせかねないほどの怪我を負ったFusil-Major Rosforthは、今や意外な友人であるマンイーターのオゴウル、スロブダに乗って戦場へと赴く。スケイヴンがグューランに押し寄せたため、この意外な連携は生き延びた者たちに安全をもたらすには必須であった。この物語は、Adrian Tchaikovskyによる『On the Shoulders of Giants and Other Stories』で楽しめる。また、Hal Wilsonによる新たな短編集1篇とLiane Merciel、Noah Van Nguyen、Nick Horth、Christopher Allen、Anna Stephens、Matt Keefeによる10篇の物語も収録されているぞ。この書籍(ソフトカバー)は現在予約受付中だ。

The Rose in Darkness(フランス語版)

オパールの礼拝惑星において、血の薔薇修道会の上級修道女アウグスタと彼女の仲間たちは、惑星の首都が敬意と祝賀で賑わっている中、崇敬されし聖ヴェレスの頭骨を回収する任務についた。この喜ばしい風景の裏で、政治的な争いが湧き立ち、反乱攻撃が都市を蝕む。ジーンスティーラー・カルトの一人のおかげで、その主要都市の水面下でうずいていた秘密が表沙汰になり始めた。そしてそれは、近くにいた群巣艦隊を惹きつけるかがり火となってしまう——。

Danie Warによるフランス語版『The Rose in Darkness』(ペーパーカバーeBook形式)は、現在予約受付中だ。

Minka Lesk: The Last Whiteshield(ドイツ語版)

若きホワイトシールドであった頃から高名なケイディアの将校となった現在に至るまで、ミンカ・レスクはケイディアの陥落やクランノグ・モンスの消耗激しい包囲戦などの数多くの戦闘を目にしてきた。ドイツ語読者は3篇の長編小説と2篇の短編小説が収録された『Minka Lesk: The Last Whiteshield』で彼女の軌跡について読むことができるぞ。Justin D Hillによるこの書籍(ペーパーカバーeBook形式)は、現在予約受付中だ。

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