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The Big Summer Preview — 第一期創設戦団の筆頭戦士たち

スペースウルフやブラックテンプラーに関するエキサイティングな新情報の発表が相次ぎ、スペースマリーンの戦団にファンの注目が集まっている。しかし、〈戦闘者〉に関する新情報はこれで終わりではない! 第一期創設戦団のうち5つから、見事な新ミニチュアが本日発表された。さらに、テーマ別のコンバットパトロールのボックスも登場するぞ!

サラマンダー:ヴァルカン・ヘスタン

まず紹介するのは、サラマンダー戦団の〈工炉の父〉であるヴァルカン・ヘスタン。この英雄が、新たな時代に到来するべく生まれ変わったぞ。ヘスタンの責務は、総主長ヴァルカンの散逸する聖遺物を探し出すこと。9つすべての聖遺物が揃ったとき、サラマンダーの遺伝子の祖が戻ってくると言われている。

聖遺物の捜索に役立てるため、この〈工炉の父〉は取り戻した遺物のうち、“ヴァルカンの槍”、“炉の篭手”、“ケザーレの外套”の3つで自らを武装する。これらの素晴らしい武具は、ただでさえ屈強な戦士を戦場の半神へと変貌させ、火炎兵器やメルタ武器を振るう近くの味方の能力を向上させる。それだけでなく、選択された作戦目標にヘスタンが足を踏み入れると、彼の 「痛みを知らぬ者」アビリティは驚異の4+になる! このミニチュアではじめてヴァルカンの顔を見ることができるが、傷跡から判断するに、彼はかなり長い間任務を続けていたようだ……。

インペリアルフィスト:ダルナス・ライサンダー

インペリアルフィストの伝説的存在である第一中隊長のダルナス・ライサンダーは、多数のターミネイターによる攻撃を前線から指揮し、一斉に多くの部隊を狂いなくテレポートさせる能力を持つ。ターミネイターを用いたこの戦術は、彼を象徴するものだ。聖なる地球の記録では、ダルナス・ライサンダーはかつて〈歪み〉の中で千年以上も行方不明になっていたが、模範的な(時に物議を醸すこともあったが)活躍で、すぐに戦団の古参兵の長に返り咲いたのであった。

ライサンダーの象徴的なターミネイター・アーマーは、今回新たに生まれ変わったが、その胸部にある大きな戦団紋章や、拳の形をした雷鳴轟くハンマー“ドルンの拳”など、ユニークなデザインは変わらない。彼が持つ嵐の大盾はオリジナルのデザインに忠実でありながらも、素晴らしい細部が追加され作り変えられた。さらに鉄の光輪も、ローガル・ドルンの勤勉な息子にさらにふさわしいものとなったぞ。

レイヴンガード:イーソン・シャーン

イーソン・シャーンは、レイヴンガードの現戦団長である。これを聞いて、君はおそらく「待てよ。ケイヴァーン・シュライクが現在の戦団長では? シャーンは第一中隊長ではないのか?」と思ったに違いない。シュライクはしばらくの間、レイヴンガードには総主長の教えをより体現する者が必要だと考えていた。そのような戦士を見極めることができた今、彼は自ら進んで身を引いたのである。そしてその戦士こそが、中隊長シャーンであった。この出来事は、まさにシュライクの人柄を物語っていると言えよう。

シャーンの昇格に利点がなかったわけではない。この新たな戦団長は、小説『The Chapter's Due』でウリエル・ヴェントリスとともに渾沌の軍勢と戦うなど、人類のあらゆる敵と交戦した豊富な経験を持つ、強力で実利的な戦士なのである。彼の印象的なミニチュアは、漆黒の羽の外套や手の鉤爪、足の装甲についた鉤爪、鳥の頭蓋骨をもとに造られた翼のあるサーボユニットなど、鴉を表現する細部に溢れている。また、3種類の頭部オプションが付属しており、フードやヘルメットをかぶらせたり、長い髪を垂らしたり、君の好きなオプションを選択できるぞ。

アイアンハンド:カーノク・ヴァール

クラン・アヴァーニィの鋼鉄教戒官であるカーノク・ヴァールほど、アイアンハンド戦団の信条を体現する者はいない。同胞の中でも最も強化を受けた古参兵であるカーノク・ヴァールは、無慈悲で効率を重視する将であり、幾度となく戦いの最前線に立ってきた。彼の身体の大部分には、太古の強化改造が施されている。左目だけが唯一残された本来の肉体であり、その他の部位は祝福されし機械に委ねられているという説があるほどだ。

クラン・アヴァーニィの他の同胞と同様、ヴァールも戦団の敵には燃えるような憎しみのみを抱いているが、表面ではアイアンハンドらしい冷徹でストイックな論理を貫いている。彼のさまざまな義体とデータテザーは、リアルタイムの戦場データを頭脳に直接送り込むため、彼はその場で効率的な解決策を練ることが可能だ。それでも勝利が確実でない場合は、巨大な鉄の棒で、立ちはだかる敵を粉砕する。

ホワイトスカー:スボデン・ハーン

大ハーンの右腕、またホワイトスカーの名高き“穂先の同胞団”の指揮官であるスボデン・ハーンは、戦団屈指の英雄である。彼は古参兵の指揮を任されるまで、2世紀以上にわたってホワイトスカー第五中隊を率いてきた。また、戦士としての技量だけでなく、星域規模での戦略能力にも優れている。

多くの同胞たちと同様、スボデン・ハーンは洗練されたパワーランスで敵の大群を切り裂みながら、反重力バイクを駆って戦闘に赴くことを好む。そのバイクは同サイズの他の機体よりもはるかに強力な火力を搭載しており、前部には軽装甲の敵を難なく切り刻む、猛攻に適したガトリングキャノンが搭載されている。


上記5体のキャラクターのルールは、発売時にWarhammer Communityのウェブサイトから無料でダウンロードできるようになる。ミニチュアを組み立てて接着剤が乾いたら、すぐに戦場に展開できるぞ。


コンバットパトロール

また、各戦団には新しいコンバットパトロールのボックスが用意される。テーマごとに用意されたコンバットパトロールがあれば、君のコレクションを簡単に始められるだろう。サラマンダーには火炎兵器やメルタ武器を、インペリアルフィストとアイアンハンドには耐久性に優れた防衛力を、レイヴンガードには隠密能力に長けた兵やジャンプパックを装備した歩兵を、そしてホワイトスカーにはスピード力のある兵が用意された。

ホワイトスカーといえば、彼らのコンバットパトロールはやや特別だ——このボックスではじめてスボデン・ハーンが登場する! そして彼が率いるのは、インパルサーに乗ったアサルト・インターセッサーや

アウトライダーからなる、恐ろしく俊敏なチームである。

さらに、コンバットパトロールと一緒に、5つの戦団の新しいダイスセットも発売される予定だ。まだ写真はお見せできないが、楽しみに待っていてくれ。ひとまずは、下のボタンをクリックして、The Big Summer Previewで発表された他の情報をチェックしよう。

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