重要な事実についてお伝えしよう。
そう、いくつかの新たな皇帝近衛団のミニチュアには女性が存在する。

これは新しい設定なの?
そうとも言えるし、そうでないとも言える。
これまで、ヘルメットを着用していない数少ない兵団や皇帝近衛団のミニチュアは、見るからに男性であった。その他のミニチュアに関しては、装甲がしっかりしていたため、見た目で性別を判断するには難しかった。新たな皇帝近衛団のミニチュアには男性と女性両方が存在する。
世界観の設定を変えたの?
スペースマリーンと皇帝近衛団の全員が男性だと思っていたが。
たしかに、スペースマリーンは男性だけだ。
設定では、スペースマリーンは人間の男性から創造されたと記載されている。青年になったばかりの志願者や否応なく徴集された者たちだ。彼らは一連の過酷な試練を受け、その中で一番力の強い者が無情な殺戮者としての頭角を現す。人間味を失ったことにより、生ける兵器として皇帝の軍勢に仕えることが可能となる。女性の戦闘者は存在しない。
しかし、皇帝近衛団はスペースマリーンではない。どちらも巨躯を持つ、遺伝子強化された兵士であるが、類似点はそこまでと言ってもいい。
皇帝近衛団は幼子から選ばれ、いにしえの科学より新たに創造された者たちである。その手順は秘匿されている上、個々に合った工程が踏まれている。少なくとも〈ホルスの大逆〉による騒動が収まるまでは、皇帝自らがその進行を管理していた。
しかし、皇帝近衛団は地球の貴族たちの子から作り上げられるのでは?
そのうちの何人かは地球の貴族たちの子から創造されている。皇帝は何よりも象徴性と権威を重要視していたことから、統一前から存在するその家父長の一族が王国を相続させた長男たちを選抜し、皇帝の護衛兵として新たに作り上げた。この背景は変わらず事実である。だが、皇帝の護衛兵として選ばれる資質はそれだけではなかった。これ以外の方法にも明白なものはあったが、まったくそうでない極秘のものもあった。ある時点で貴族の長男が足りなくなってしまったことから、高貴な娘たちも徴集されていた可能性もある。地球全体を支配してもなお、〈帝国〉の容赦なき戦闘兵器は絶えず不足しているゆえに。

男性と女性の皇帝近衛団の違いは?
性別に関わらず、皇帝近衛団は、皇帝が自身の軍勢を編成するときに選抜していた、遺伝子と細胞工学基準の頂点を体現している。かれら全員が欠点のない創造物であり、人間の可能性を超越した存在である。男性の皇帝近衛団と女性の皇帝近衛団の戦闘能力に相違はない。
僕/私も大きくなったら皇帝近衛団になれる?
申し訳ないが、これを読めている時点で皇帝近衛団になるにはすでに歳をとりすぎている。













