コモラフの奥地で好機をじっと待っていたデュカーリは、銀河に存在する悲惨さを呑み込もうと、ようやく襲撃を開始するようだ。『コデックス:デュカーリ』がまもなく登場するぞ! 襲撃の先頭を切るのは、水銀のごとき鋭い知性と暴力的な志向で古くから知られているキャラクター。敵を混乱させる邪悪な策略と戦略を持つ彼女が、戦場にやってくる。
毒の舌の陰謀団の暴君、レディ・マリスの登場だ!
恐ろしい知恵を持つレディ・マリスは、危険な細身の剣を装備している。彼女は、“マリスの刃”として知られるこの棘のある長剣と、鋭い刃がついた扇子を用いて戦いに挑む。彼女には、自身のユニットの攻撃力をさらに高める毒の知識があるのも特徴だ。また、カバライトは、戦闘が始まる前に配置場所から突如別の場所に移動できるため、敵は常に不意を突かれることになるだろう。
レディ・マリスとともに、新しいアーコンのミニチュアも登場する。このミニチュアを手に入れて、君の卑劣な陰謀団を率いよう! 支配的で横暴な指揮官であるアーコンは、最前線で部下を指揮しながら、接近戦で敵の精鋭を切り裂いていく。この新しいアーコンには、ウォーギア・オプションのほかに、取り替え可能なボディや頭部、その他付属品がついているぞ。


凶悪なアーコンは、恐るべき残虐な嗜虐者の集団、“現実宇宙襲撃部隊”のバトルフォースで初登場を果たす。このバトルフォースには、アーコンのほかにも、ウィッチ10体、カバライト・ウォリアー10体、ヘリオン5体、スカージ5体、インキュバス5体、そして驚異的な速さを誇る兵員輸送車両ヴェノム1台が同梱されている。デュカーリのアーミーを新しく始めるのにぴったりな部隊構成だろう!

『コデックス:デュカーリ』には、詳細な伝承と美しいアートワークが豊富に収録されているほか、ミニチュアの豪華な写真の数々、そしてウォーハンマー40,000のコアブックと併用して、コモラフの卑劣な襲撃者たちをプレイするために必要なルールが掲載されている。このルールには、5つのデタッチメントと、改訂されたアーミールール「苦痛こそ我が力」が含まれている。このアーミールールを使ってポイントを消費すると、それぞれのデータシートに書かれている「苦痛アビリティ」を発動させることができるぞ。
最後に、新しいコンバットパトロールを紹介しよう。注目は、ハモンキュラスの忌まわしき肉塊の数々。冷酷なハモンキュラスを先頭に、タロス1体、クロノス1体、ラック10体が苦痛と絶望を撒き散らす。“苦悶の盟約団”(コヴン・オヴ・アゴニー)として知られるかれらは、あなどれない近接戦闘部隊だ。
発売日が近づけば、新しいコデックスの詳細を公開する予定だ――それまでは皮剥ぎの短刀を研ぎ澄ませながらゆっくり待っていてほしい。必要とあらば、我々がそのコデックスに散りばめられた甘美な情報をむしり取ってきてやろう。