• Home
  • Articles
  • ウルフスカウトとステルス・バトルスーツが『キルチーム:デッドサイレンス』で静かなる戦いを繰り広げる!

ウルフスカウトとステルス・バトルスーツが『キルチーム:デッドサイレンス』で静かなる戦いを繰り広げる!

こんな場面を想像してほしい。君は、警報を鳴らすことなくネクロンの眠る墳墓惑星に侵入した。あとは機密情報を入手し、その場から密かに抜け出すだけ。だがそんな時、戦いに飢えたスペースウルフの集団と鉢合わせてしまう。彼らと戦うこともできるが、物音を立ててしまうと、復讐に燃える自動機械の軍勢が目覚め、君にもスペースウルフにも終末が訪れることになる……。このような状況に陥ったとき、君はどうする?

『キルチーム:デッドサイレンス』で、バーストキャノンを構え、ステルスフィールドを用意して、静かなる死闘に赴こう! この新しい拡張版セットでは、墳墓惑星のキルゾーンにさらなるチームや障害物が登場するほか、友達と対戦したり協力して遊べたりできる新たなナラティヴキャンペーンが収録されている。

ネクロンの転移技術の秘密を探ろうと必死になっているタウ・エンパイアは、重要な情報源がシャルナス宙域の奥深くに位置する墳墓惑星に存在することを知った。この惑星の管理フログラムは他のことに対応しており、孤立した侵入者には気が付かないだろう。極めて重要かもしれないデータをネクロンに気が付かれないよう手に入れるには、タウ最精鋭の潜入部隊を展開する必要がある。この任務には、ステルス・バトルスーツの部体ほど適任の者たちはいないだろう。

最先端のXV26バトルスーツを身にまとう、この型破りな操縦者たちは、厳格で体系化された火のカーストでは特異な存在だ。大善大同のためであれば、異例な戦術や手段を自由に用いることが許されている。操縦者たちは歴戦の古参兵であり、タウ・エンパイアが所有する最も小型のバトルスーツの一種を装備している。このバトルスーツには革新的な技術が施されており、機体をほぼ完全に不可視の状態にすることができるだけでなく、戦闘では強力な火力を敵に見舞うこともできるのだ。

兵器に加えて、XV26ステルス・バトルスーツのキルチームに属する各特務兵には、戦場に装備できるセンサーや通信機器が備わっているため、かれらは土のカーストの支援がなくとも、技術的に高度な任務を遂行することが可能だ。たとえば、ニュートラライザーは信号を妨害し、敵の反撃を中断させることができる。リベレイターは重厚に防備された標的を破壊し、ロードスターはステルス機能を備えた誘導ビーコンを用いて近くの援軍との連携をとることが可能だ。

タウがクテシファス星系に到着したとき、不運なことにスペースウルフの艦隊がかれらの到着に気が付き、タウを追う任務に出た。異種族の目標が定かになったとき、ラスの子らは、ネクロンの重要なサンプルが惑星外に持ち出される前にタウを排除することを決意した。この任務に送られるのは、古参兵のウルフスカウトの部隊。潜入の達人である彼らが、簡単に捕えることはできないステルス・バトルスーツを罠にはめようと試みる。

他のスペースマリーン戦団とは異なり、スペースウルフは見習いを訓練するために斥候部隊を展開することはなく、むしろ寡黙な古参兵の能力を用いて危険な敵を狩り、密集した地形の中で敵を追い詰めるのだ。ウルフスカウトは一匹狼かつ危険な殺戮者の集団であり、仲間とともに行動することを好む他の同胞とは異なる存在だ。彼らは、フェンリスの神話における偉大なる孤高の狼、ロキアールに印を付けられたとされている。

歴戦の戦士であるスカウトの多くは、打撃力に優れたプラズマウェポンや、冷たく光る戦闘用ブレイド、その他の特別武器を装備している。最も謎めいた存在なのは、ルーンプリースト・スキャルドだろう。戦闘異能者である彼らは、強力な万物の嵐を呼び起こして自身たちの行手を隠し、風や雨、雷をもって敵の特務兵を撃破する。

ボックスには、新しいキルチームだけでなく、『キルチーム:デッドサイレンス』の本も同梱されている。このルールブックには、それぞれのチームに関する背景や、作戦目標やキルチーム構成などの情報が書かれているほか、ステルス・バトルスーツとウルフスカウトの完全版ルールが収録されているぞ。さらに、新しいキャンペーンシステムも掲載されており、友達と協力してプレイしたり、対戦したり、ソロで遊んだりして楽しむことができる。対戦相手が参加していない場合でも、キャンペーンを進めることが可能だ。

「クテシファス遠征」と名付けられたこのキャンペーンは、ヘックスマップ上で展開される。このマップでは、プレイヤーが陣地や建造物を獲得していくことになる。序盤のゲームは地上で繰り広げられ、プレイヤーは地下への手がかりや入り口を探し、その後墳墓惑星へと降りていって貴重な技術や情報を集めていく。

キャンペーン中の情報は、直接マップに記入することになる。『デッドサイレンス』のボックスにはキャンペーンパッドが含まれているため、簡単に記録をつけられるだろう。マップパッドには、剥がせるシートが5種類のマップごとに10枚付属しており、ログパッドには、キルチームの進捗と報酬を記録できる欄が記載されている。ボックスには通常通り、各キルチームのデータカードとデカールシート、トークンも同梱されているぞ。

『キルチーム:デッドサイレンス』は近日予約可能となる。ボックスのステルスモードが解除されて姿を現すようになったらいち早く情報をお届けするので、Warhammer Communityを随時チェックしておこう!