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キルチーム承認作戦2025 — 先制権を掴み、新たな作戦目標を確保せよ

特務兵がキルゾーンを進む中、作戦目標は消えゆき標的は移りゆく……。隠密軍事作戦は常に変化を伴う任務なのだ。今回、指揮官の諸君に重要な報告がある。よく聞いてくれ。極秘情報なので外部には漏らさないように。

新しい作戦目標が収録された『承認作戦カードパック2025』が登場する! これに伴い、キルチームのミッションがこの度大きく改編されることとなった。毎回先制ロールに失敗してしまう指揮官(まったく、我々も毎度なのだ)にとっては、このカードパックが助けになるかもしれない。

4つあるアーキタイプには、それぞれに新しい「戦術目標」が3つずつ登場する。その中には、以前の目標とは非常に異なるプレイスタイルを楽しめるものもあるぞ。

たとえば、「偵察」のアーキタイプを持つキルチームは、キルゾーンを2分割することで、敵の「側方」を確保できるようになった。側方1個を確保するごとに、プレイヤーは勝利ポイントを獲得できる。戦場の中心付近で兵を賢く動かすことが重要となるこの戦術は、より防御的な選択肢と言えるだろう。「見敵必殺」のアーキタイプを持つキルチームは、自軍の主力となる特務兵が敵兵を無力化させた場合、「支配」トークンを獲得できるようになった。このトークンは勝利ポイントと交換することができるが、交換できるのはゲーム後半でのみとなるため、注意が必要だ。以前の戦術目標「英雄」よりも、より慎重なプレイ方法が求められる。

「重大任務」といえば、「制圧」「略奪」「通信」の3つがよく挙げられるが、この「重大任務」に今回6つの新しい任務が登場する。「再起動」の任務では、作戦目標マーカーが誤作動を起こし、特務兵に大きな痛手を与えることになる。ターンごとに作戦目標1個が非活性状態となるため、指揮官は他の作戦目標を確保するか、神聖な“非活性化および活性化の儀式”*を執り行うことになる。謎めいた「オーブ」と名付けられた任務では、ミステリアスな物体が現れる。この物体が作戦目標の上に漂っている場合、その作戦目標の機能が停止してしまうのだ。特務兵は巧妙な手を使って、その物体を相手の陣地へ移動させることができるぞ。キルチームのバトルが、命懸けの爆弾ゲーム**のような戦いへと変貌を遂げるだろう。

勝利ポイントの新たな獲得方法に加えて、先制ロールを操作できるメカニズムも登場する。指揮官は、不運な状況を利用して、重要なタイミングで勢いを掴めるチャンスを得られるぞ。最初の先制ロールの勝者は、バトル開始前に、どちらのプレイヤーが先制権を得て、降下ゾーンを選択するのかを決める。敗者は、以降の先制ロールをリロールできるカードを1枚獲得する。そのあとの各先制ロールで負けたプレイヤーは、以降の先制ロールを修正できるカードを1枚獲得する。プレイヤーが先制ロールに負ければ負けるほど、以降のロールで勝利する可能性が高くなるぞ!

これらのカードは、引いた直後に使用しなくてもよい。ロール結果を加算したり減算したりできるため、カードを数枚貯めておき、最後の重要な先制ロールにまとめて使うこともできる。修正カードの数値は、ターニングポイントが進むごとに増えていくため、ゲーム後半のロールに負けた場合、そのぶん大きく巻き返すチャンスが得られるのだ。

これに加えて、新しいレイアウトのリーフレットが3枚登場する。このリーフレットには、『キルゾーン:ヴォルクス』『キルゾーン:ベータ=デシマ』、そしてこれから登場する『キルチーム:トゥームワールド』の新しいマップが、それぞれ6つずつ収録されている。このほかにも、『キルゾーン:ギャロウダーク』と汎用キルゾーンのマップも6つずつ再登場する。新しい「重大任務」や「戦術目標」と合わせれば、今後1年間のキルチームのゲームを大きく変える、エキサイティングな任務を楽しめるだろう!

『承認作戦カードパック2025』は、待望の『キルチーム:トゥームワールド』の発売前に登場する予定だ。さらなる詳細については、Warhammer Communityをお見逃しなく!

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