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The Big Summer Preview — デスウォッチ・キルチームが墳墓惑星(トゥームワールド)に舞い降りる

惑星ソムネフトの放射線に侵された荒野とその地表の亀裂の下には、ネフィリム星域の帝国軍にとって存亡の危機となるものが潜んでいた——〈揺るがざる征戦〉に災いをもたらすかもしれない、ネクロンたちが眠っているのである。しかし、人類の軍勢は他の戦いで必要とされており、ネフィリム星域の指揮官の中で、このような墳墓惑星(トゥームワールド)がもたらす真の危険性を理解しているのは、監視要塞プレシエンスに属する異種族狩りの専門家だけなのであった。

何か解決策を打ち出さなければ……。

忘れ去られた王朝の前哨基地に張り巡らされた、変化の絶えない回廊の中で、ネクロンの再覚醒やその脅威に終止符を打つため、デスウォッチのキルチームが降臨する。拡張版の新シーズン第1弾『キルチーム:トゥームワールド』、いよいよ登場。

精鋭のスペースマリーンであるデスウォッチは、銀河系で最も多才かつ適応力のある部隊の一つだ。それぞれが歴戦の古参兵であり、異種族の脅威に終止符を打つことだけを目的に、専門兵器の訓練を受けてきた。銀河に存在する無数の戦団に属するデスウィッチの戦士たちは、考え得るあらゆる脅威に対処するため、その積み重ねられた技術と知恵を結集させ、最精鋭の部隊を編成するのである。

デスウォッチはキルチームと呼ばれる、敵陣での隠密作戦や重要任務を遂行することに特化した部隊である。その高度なスキルから、ゲーム「キルチーム」の名前の由来にもなっているほどだ! 各キルチームは、与えられた任務に最適な独自のスキルを持つ、厳選された特務兵で構成されている。今回登場する新しいデスウォッチ・キルチームでは、11体の多様な特務兵の中から5体を選ぶことができるぞ。

遠距離から狙撃手を撃破したり、恐ろしい指揮官と接近戦で決闘したり、敵の銃撃の盾となったり、デスウォッチ・キルチームには役割に応じた特務兵が控えている。チームに編成できるのは5体だが、ボックスには10体のミニチュアが含まれており、ほぼすべての特務兵を組み立てられる*。つまり、任務条件に応じて君のキルチームにどの特務兵を含めるかを選ぶことができるぞ。そしてもちろん、肩甲のオプションも豊富に揃っているのでお楽しみに。

* グラヴィス型装甲服のミニチュアは3種類の特務兵として組み立てることができ、その中から2種類を選択する必要がある。

一方、墳墓惑星が無防備であるというわけではない。その暗い地下墓地には、恐ろしいジオマンサーの静かなる下僕が潜んでいた。ジオマンサーは、墳墓の重要なシステムに関する連鎖的な不具合を修正するために目覚めた、石を操るクリプテックである。この物質操作の達人は、眠れるネクロンを呼び寄せて、カノプテック・サークルの下僕の軍団を編成した。その目的は、下僕たちを自身の命令に従わせるためではなく、構造物を修復したり、瓦礫を除去したり、侵入者を根絶したりするためである。

この軍団の中で火力を担うのは2体のトゥームクロウラー。かれらは甲殻の上に重火器を搭載した巨大な構造体であり、そのうちの1体は敵を別次元に追放する能力を持つ。一方で、マクロサイト・ウォリアーは使い捨てのドローンだ。戦場に2体以下のマクロサイト・ウォリアーが存在する限り、かれらは常にキルゾーンに戻ってくることができる。ジオマンサーにとってこれらのドローンの価値は非常に低いため、対戦相手の「抹殺任務」のポイントに影響を与えることはない**。

** マクロサイト・ウォリアーは、特務兵を戦場から脱出させたり、生き残らせたりすることが必要となる目標にもカウントされることはない。何体か撃破されても問題ないのだ!

『キルチーム:トゥームワールド』では、『キルチーム:イントゥ・ダーク』で登場した「閉鎖空間」のゲームプレイが復活した。今回は、ネクロンをテーマにしたまったく新しいキルゾーンで戦いが繰り広げられる。輝くポータルやテレポート・パッド、再生する壁などが登場するぞ。

『キルチーム:タイフォン』と同様、このボックスにはNPO(非プレイヤー操作特務兵)のミニチュアの完全編成ユニットが含まれている。つまりこのボックスには、ネクロン・ウォリアー10体とスカラベ・スウォーム3体が付属しているのだ。これらのミニチュアは、新しいミッションパックの「協同作戦」では協力し合うプレイヤーの敵として、「敵対任務」では対戦ゲームの障害物として使用できる。2つのキルチームも含めれば、特殊地形を除いて合計31体ものミニチュアがボックスに収録されていることになる!

『キルゾーン:ギャロウダーク』の「閉鎖空間」の特殊地形同様、『キルゾーン:墳墓惑星』にも、壁やドア、柱が含まれている。これらは容易に組み換えられるため、何百ものユニークなレイアウトを作り上げることができるぞ。

新たな地形パーツにはネクロンらしさが溢れている。たとえば、微細整備作業ドローンが周囲の戦いを無視しながら長い年月をかけ修復にあたっている壁や、眠るネクロンの戦士たちが埋められた壁が用意された!

さらに、『トゥームワールド 調査報告書』には、2つのキルチームや、かれらが争う墳墓惑星ソムネフトに関する伝承が収録されている。これを読めば、キルチーム・ヴァスコヴィアンと“アムへトラのクリプト随行団”の決戦がさらに盛り上がることだろう。加えて、トークンシートが各チームに1枚ずつ、そして「協同作戦」のミッションに使用できる「墳墓惑星イベントカード」が1セット同梱されているぞ。機械兵士たちの殺戮の波が絶え間なくやってくる巣窟でさらなるチャレンジに挑みたいのなら、このイベントカードを使ってみよう。

発売が近づいたら、『キルチーム:トゥームワールド』のルールやミニチュアについてさらに掘り下げる予定だ。それまでは、下のボタンをクリックして、The Big Summer Previewで発表された他の情報をチェックしよう!

※『キルチーム:トゥームワールド』の製品には、『キルゾーン:墳墓惑星』と「墳墓惑星イベントカード」が含まれています。

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